歌舞伎座の裏手に伸びる、松屋通りを入った路地にお店を構える「木挽町よしや」さん。銀座という町名でありながら、どことなくアットホームな雰囲気のエリアだなぁと思う方も少なくはないのでしょうか。
~ あなたの推しどら焼きは?逸る衝動をこらえて選びました!! ~
(7/8):【銀座】木挽町 よしや ←NOW!
歌舞伎座の裏手に伸びる、松屋通りを入った路地にお店を構える「木挽町よしや」さん。銀座という町名でありながら、どことなくアットホームな雰囲気のエリアだなぁと思う方も少なくはないのでしょうか。
こちらは江戸時代より木挽き職人(簡単に言うと、鋸で木材を切り出すプロ)が多く住まう街でしたが、1969年の住居表示改正によりほぼ完全に消滅。その名残と誇りを今も店名と共に紡いでいらっしゃいます。
よしやさんのどら焼きは、1枚皮の色白美人。しっとりと吸いつくような絹肌の皮には、店名のみならず季節の焼き印が。また、オリジナルの焼き印をオーダーすることも可能です。
ふっくらとした小豆の粒感をのこしつつ、しゅるしゅると喉に流れていきそうな潤いを帯びた粒餡。ほくほくとした豆となめらかな舌触り、その妨げにならないような風味豊かな皮。
甘さ控えめな味わいも、この楚々とした上品などら焼きにお似合いです。
味わいだけではなく、この細身のスタイルも長年愛され続ける理由のひとつだと私は思っています。
大きく口を開けずとも、そして両手で割らずとも、口や手を汚さずに所作も美しく食べられるので、歌舞伎や演劇を観覧しにきた女性に重宝されてきたのではないでしょうか。
どら焼き単体でも美味しくいくらでもいけてしまうので、飲み物を頻繁に飲む必要もなく、口紅がヨレる心配も無用。
土地に根付いた人気店というのは、その場所ならではの理由もきっとあるのでしょうね。
※お店情報は最終ページで
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