2022年4月、東京証券会館(日本橋茅場町一丁目)の屋上に「Edible KAYABAEN」という屋上菜園がオープンしたことはご存知でしょうか? その「Edible KAYABAEN」では小学生を対象とした「食」と「農」に関する自然学校「アーススコーレ」が開校され、現在プログラムを開催中。3回目の開催となった11月19日(土)にお邪魔して、その様子をたっぷり撮影してきました。動画でレポートしたいと思います。
Edible KAYABAENとは
平和不動産(株)、(株)ユニバーサル園芸社、一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパンが連携し、2022年4月に東京証券会館の屋上にオープンさせた屋上ファームガーデン。建物の屋上を有効活用することで、「食」についての持続可能な地域循環の実現と教育の実施、それに豊かな地域社会に向けた貢献に寄与する場となることを目指しています。
「食」と「農」に関する様々なイベントやアーススコーレの開催のほか、近隣の阪本小学校への教育プログラムの提供なども行なっています。
名前の由来は、Edible(=食べられる) Kayaba(=茅場町) en(=えん:円、縁、宴、園)とのこと。
アーススコーレ受講生募集中
アーススコーレは全4回で構成されており、3回が終了しました。4回目の開催が決まっており、12月17日(土)に開催される予定です。
動画を観て面白そう!と思われた方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
● 受付締切:前日まで (※ただし定員に達した段階で応募締切)
● 対象:小学校1年生〜6年生の児童
● 募集定員:24名 (先着順)
● 費用:11,440円 (受講料・諸経費含む、税込み)
※ プログラムによって特別教材費用を別途徴収する場合があります。
※ 天候不順やビルの都合によりやむを得ず開催ができない場合は、別途振替日を設けます。
参加申し込みページ(peatix)
屋上ナイトシネマも実施
兜町・茅場町の複数店が参加し「グリーンと共にあるライフスタイル」をテーマとした『LIVING GREEN FES』が11月に開催されました(事務局:平和不動産(株)地域共創部内)。そのコンテンツとしてEdible KAYABAENのスペースと壁を利用したナイトシネマを実施。とても素敵な空間だったので今後も開催されることに期待したいです。
茅場町のビル屋上といえば、何度も取材に行っているプレナス東京本社の田んぼ。今回の東京証券会館から道を挟んですぐの場所です。どちらも阪本小学校の子ども達が植えた・育てた植物があるので、下校時にビルを見上げて「どれぐらい育ったかな?」と、考えたりするかもしれません。
中央区は道幅が狭くビルだらけですが、Edible KAYABAENのような屋上で子ども達が走り回れる場所が増えれば、子ども達もその場所に愛着が湧き、もっと魅力的なまちになるんじゃないか?そう思いました。