全国の老舗企業が集まり、日本が世界に誇るべき伝統技術や文化に触れることができるイベント。昨年は渋谷での開催でしたが、今年は日本橋で2日間開催されました。
1日目は「老舗サミット」。伝統技術の継承や事業課題などをテーマに話し合い、老舗企業同士が交流を深めました。
2日目は「老舗マルシェ」。福徳神社周辺に老舗企業や自治体など約50団体が出店。一日を通して来場客が途切れることが無いほどの賑わいをみせました。

まずは2日目の老舗マルシェの模様を上の動画よりご覧ください。

特設ステージでは能の特別公演が披露されると、外国人観光客も足を止めて興味深そうに観覧していました。

老舗酒蔵による試飲コーナーは行列ができるほどの賑わい。映画を観た帰りにマルシェに立ち寄り、野菜やお酒などを買う人の姿が見られました。
マルシェには中央区からは榮太樓總本鋪、黒江屋、日本橋さるや、清月堂本店、高虎、にんべん、山本海苔店が出店。にんべんの髙津社長や清月堂本店の水原社長の姿も。経営者自らブースに立って一日中接客していました。

福徳の森ではDJライブ、フリースタイルフットボールなども披露。老舗フェスというにはちょっとふさわしくないと思ってしまうプログラムでしたが、着物を着た女性が大きな音楽のリズムに合わせて体を揺らし楽しむ姿も。老舗だからこうあるべき！という概念は、今はもう古いのかもしれません。