中央区民マガジン

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【悲報】箱崎Daiwaリバーゲートの竜舌蘭(リュウゼツラン)が切り倒されてる

~ 意外な事実が判明…実は毎年開花している!? ~

2022.08.11
文、撮影:ユキイデ
熱心な中央区民マガジンの読者の間ではお馴染みの植物、竜舌蘭(リュウゼツラン)。半世紀に一度しか咲かないと言われている不思議で神秘的な植物です。
4月に築地川銀座公園に植樹されている6本が咲いた!という記事をお伝えしましたが、その後7月に日本橋箱崎町の隅田川テラスに隣接するビル「Daiwaリバーゲート」の植え込みでも、開花し始めている竜舌蘭を見つけました。そして8月10日、そろそろ美しい花が満開だろう…そう思って足を運んだところ、とんでもない事が起きていました。

竜舌蘭(リュウゼツラン)ってどんな植物?
数十年あるいは半世紀に一度しか咲かないといわれている竜舌蘭。実は珍しい植物ではなく、普通に観葉植物としてお店でよく販売されている植物です。中南米を中心に自生し、メキシコではテキーラの原料に用いられることで有名。葉のかたち・質から、竜の舌に見立てて名付けられたそうです。アロエにも似ていて蘭という名前がついていますが、「リュウゼツラン属」です。
そして竜舌蘭は残念なことに、花が咲いた後まもなく枯れてしまうそうです。

7月10日 発見

最初に発見したのは編集部ユキイデの奥さん。たまたま通りがかった時に発見しました。
「これって竜舌蘭じゃない?」
「ホンマや!」

興奮気味に以下の内容をツイートしました。
たくさんのいいね!が付きました。

ツイートの写真ではわかりづらいですが、築地川銀座公園のものより明らかに太くて背も高い。これは沢山の花が咲くのではないか!?と、期待に胸を膨らませていました。
 

7月21日 船の上からでも確認できた

拡大写真

「舟遊びみづは」に乗船する機会があり「舟の上から竜舌蘭が見えるかも!?」という話題になりました。
みづはの佐藤船長の華麗な操縦でDaiwaリバーゲートに近付いてもらうと、背がグンと伸びた竜舌蘭を確認することができました。斜面の植え込みに生えているので、恐らく7、8メートルぐらいありそうな背丈。立派に成長中でした。

8月10日 訪れてみると…

そろそろ満開の頃だろう。植え込みを管理している方にも取材して色々聞いてみよう!そんな事を考えながらDaiwaリバーゲートに向かうと…。

あれ?見当たらない…

俺達の竜舌蘭が見当たりません。
この日はとても風が強く、植え込みの木の葉が飛ばされそうなぐらい揺れていました。
もしかして風で倒れた!??そんな不安が頭をよぎり、駆け寄りました。

折れているのではなく、切られている…(泣)

もう1本の方もご覧の通り綺麗にカットされていました…(泣)。

管理事務所に聞いてみた

涙をこらえながら管理事務所に行くと、警備服を着た男性の方が対応してくれました。その方によると…「倒れると危ないので先日切りました。」とのこと。

Daiwaリバーゲートはビルの構造上、いつも強い風が吹いている印象があります。
たしかに巨大な竜舌蘭が風で倒れるとかなり危ないかもしれません。歩行者に激突すると大怪我です…。それでも食い下がる編集部ユキイデ。こう切り出してみました。
「花が咲くということはとても珍しいんです。そういうのご存知でした?」
「ああ、そうみたいですね。でも去年も咲いていたような…。その時も倒れると危ないので切りましたね。」
予想を上回る回答が返ってきました。
毎年花が咲いて切られて、そして枯れない竜舌蘭!不死身か!!??神秘の竜舌蘭。謎は深まるばかりです。

ちなみに竜舌蘭の開花は以下の写真の様な感じです。写真は築地川銀座公園で撮影したものです。

浜離宮でも咲いてるぞ!

今年は中央区で竜舌蘭が咲きまくる年なのか、浜離宮恩賜庭園でも竜舌蘭の開花が始まっているそうです!


↓ 竜舌蘭が咲いていたDaiwaリバーゲートの場所 ↓


↓ 過去記事・築地川銀座公園での竜舌蘭の開花 ↓

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ユキイデ (編集部)

2006年から日本橋エリアに住み始める。 南大阪生まれの巨漢。デスメタルが大好き。 おばあちゃん子。

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