植樹式にはUNIQLO TOKYO、無印良品銀座、松竹、東急プラザ銀座、時事通信社、銀座丸八、三笠会館、ハイアット セントリック 銀座 東京など、銀座の顔と言っても過言ではない会社・お店が出席。木村かついち区議の姿もありました。
式の進行はプロジェクトの代表である木挽町よしやの斉藤大地さん。今回の植樹にあたり、協力してくださった関係者、中央区の水と緑の課へ感謝の言葉を述べました。

UNIQLO TOKYOで販売中の「もの繋ぎUTme!」がとても好評とのこと。売上の一部を使用して今回の植樹を行う運びになったそうです。

桜の木が植えられたのは、4丁目側のベンチ後ろ植え込み部分。出席者は順番にスコップで土をかけ、水をやります。数日後にはプレートが設置されるそうです。

笑顔でスコップを握る三笠会館の堀田さん。「嬉しいですね！銀座の新しい名所になって欲しいです。ぜひ銀座にお花見をしに来て欲しいです。」と、語りました。

銀座で140年以上の歴史を誇る天賞堂(時計、宝飾、鉄道模型販売) 代表取締役の新本さんは銀座西四丁目銀友会の会長。銀座通連合会では街路整備委員長も務めています。今回の植樹について「銀座の街路樹は少し彩りが少ないのでは、ということが議題に挙がっていました。そういったなかで桜は華やかで非常に良いと思います。」

今回植樹されたのは『マイヒメ』という種類の桜。ソメイヨシノより濃いピンク色で、花びらが重なる華やかな八重咲きが特徴です。うまくいくと3月下旬に咲き始めるそうです。

一本締めの威勢の良い音とかけ声が鳴り響き、植樹式は終了。足を止めて見学している通行人もチラホラいました。

三原橋街角広場は2020年に綺麗に整備され、夏場にはミストシャワーが噴射されることもあり、待ち合わせスポットとして人気です。今回新たに桜の木が植えられたことでさらに魅力が増すのではないでしょうか。

式には同じ中央区の日本橋から日本橋弁松総本店の樋口社長の姿が。日本橋では銀座からのれん分けされた『日本橋もの繋ぎプロジェクト』が進行中。日本橋弁松総本店、山本海苔店などが中心となり、中央区民マガジンも動画制作で携わっています。樋口社長は「いずれ日本橋でもまちのため何かにしたい。」と語りました。

コロナ禍にプロジェクトを立ち上げ、なんと184社を繋いできた斉藤大地さん。植えられた桜の木を感慨深そうに眺めて次のように語りました。
「こうしてかたちになりましたが、これからがスタートだと思います。これからも銀座の魅力を発信していきたいです。」
あくまで今回の植樹式はスタートだと語る斉藤大地さん。今後も銀座ものひと繋ぎプロジェクトに注目です。

銀座ものひと繋ぎプロジェクトってなに？という方は、ぜひ過去の記事をお読みください。
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