答えはBのコロダイ！

この超難問の答えはコロダイ。タイの名前が付きますが大きくはイサキの仲間。血合いの色味がヒントでしょうか？
というかそれ以外は手がかりないですね。

Aはハマダイ。鮮やかな赤と尾ビレが特徴の高級魚です。八丈島とか小笠原諸島のイメージがあります。

Cはアカハタ。ハタの仲間でこちらも代表的な高級魚。アカハタ、アオハタ、キハタ・・・ハタは種類が多いですがだいたい高級魚と覚えておけばOK。超高級魚で名高いクエやアラもハタの一種です。

Dはアマダイ。アマダイの中でも最高級のアカアマダイです（他に白、黄がいる）。関西ではグジの呼び名が一般的でしょうか。刺身はもちろん焼いても揚げてもウロコまで美味しい魚です。

実はこの他にも「マゴチ」と「マルアジ」を頂きました。身が甘いのはもちろん、鼻から抜ける魚種固有の香りが素晴らしいです。今度はちゃんとお鮨を食べに伺います！

クイズはこれでお終いです。難しかったでしょう。

ウロ子さんがウオヒレを集め始めたきっかけは捨てるのが忍びなかったからだそう。仲買人が心を込めて選んでくれた大事な魚。内臓も食べれる部位はしっかり調理し、骨は出汁を取ることで活用していましたがヒレは破棄するしかなかった。

大事な魚への愛情と感謝を込めて「ヒレもどうにか出来ないか」と眺めていたらその美しさに魅了されていったそうです。

それが高じて収集に至り、レジン加工での長期保管が始まり溜まり溜まって今は120種、1万枚以上！
現在は自宅の冷蔵庫を埋め尽くすほどに。収拾を始めた際には店主の吉村さんもご家族も驚き呆れていたそうです。