「居酒屋 たまりば 馬喰町店」(以下「たまりば」)は日本橋の東側のエリア、横山町・馬喰町問屋街の最東端にある居酒屋さんです。
「たまりば」は新型コロナが流行し始めた2020年2月にOPENしました。既に運が悪い…
尚、馬喰町店とありますが店舗はここだけです。
~ 日曜日なのにメッチャ人で賑わってたんですよ ~
新連載、「What a 立地!」。うちもシビレる立地だぜ!というお店がありましたらお知らせください。詳しくは記事の最後に!
「居酒屋 たまりば 馬喰町店」(以下「たまりば」)は日本橋の東側のエリア、横山町・馬喰町問屋街の最東端にある居酒屋さんです。
「たまりば」は新型コロナが流行し始めた2020年2月にOPENしました。既に運が悪い…
尚、馬喰町店とありますが店舗はここだけです。
馬喰横山駅側から。誰もいない。
時代の流れで問屋の閉店が相次ぐなか、インバウンド向けホテルやアート系の誘致などで何とか活気を取り戻そうとしていた横山町・馬喰町問屋街…の端っこ。
他エリアの人はまず足を踏み入れることがないであろう場所です。
地図からでは伝わりませんが、駅の出口や信号の作り、住民の導線から絶妙に「ここは通らない」というまさに「What a 立地」。新型コロナの影響でインバウンド向けのホテルなども軒並み撤退し、周辺は空き地や空きテナントが目立ちます。
昼間はまだしも夜や休日は寂しい限り。
浅草橋交差点側から。やっぱり誰もいない。
実際にお店に入ってみましょう。
周りが暗いので赤ちょうちんが目立ちます。店舗はほぼ居抜きで、前のお店は一年持たなかったそうで…。
マンボウの影響でずっと夜の居酒屋営業はお休みだったのですが、取材に伺った日はちょうど営業再開日。常連さんが数組来店していました。
先週までは臨時でラーメン屋に業態変化したりと色々工夫しています。
新鮮なもつを使ったもつ鍋がお勧めとのことですが、つまみも充実。美味しく安くコスパ最高のお店です。
こんな立地に関わらず、ランチ時には行列ができることもあるほどで、隠れた人気店です。
自慢のもつ鍋(1人前980円、写真は2人前)
さっそくオーナーの稲垣さんにインタビューしました。稲垣さんは初の飲食店経営だそうでその辺もこの場所の選択に関係あるのでしょうか。
正式名称「大江戸問屋祭り」。基本的に業者を相手にする問屋が一般客に商品を販売する横山町・馬喰町問屋街の半年に一度の大イベント。この日だけは「竹下通りか!」と錯覚するほど人が集まります。
新メニューのデミグラハンバーグ。うまうま。
出汁巻きサンド(250円/個)
ありがとうございます!
「たまりば」は開店当初から把握してたのですが「あんな立地」&コロナ流行ですぐに閉店すると思ってました(スミマセン)。とあるプロジェクトで出会いお話するようになったのですが、日々努力と工夫で営業を続ける素晴らしいお店です。是非、この場所で頑張っていただきたいです。
オーナーの稲垣さん(左)と店長長瀬さんのチームワークが抜群です
初回はこの企画を思いつくきっかけをくれた馬喰町の「居酒屋 たまりば 馬喰町店」さんからお伝えしました。
もっとシビレる立地だぜ!ってお店はあれば是非お知らせください。自薦他薦は問いません。
尚、企画の方向性もあり失礼な表現をすることもありますが、その辺を寛大な心で受け入れてくださる店舗に限定させていただきます。
お待ちしてます!!!
地域企業・団体に協賛いただいてます
山下信治 (編集長)
中央区民マガジン編集長。その割に中央区に住み始めて10年程度の新参者。BABYMETALとコリドラスが心の拠り所。東京都板橋区出身。