今回のおすすめBGMソングはSIRENIAの「The Path To Decay」
(お好みで視聴してダンジョンの雰囲気を味わって下さい)
~ 美しい菖蒲の花が幻想の世界へ誘う 【難易度:★★(2.0)】 ~
今回のおすすめBGMソングはSIRENIAの「The Path To Decay」
(お好みで視聴してダンジョンの雰囲気を味わって下さい)
あやめ橋地下通路の場所はこちら。
ステージ1の江戸橋地下歩道と同様、首都高の出入口が有るため歩行者用に設置された地下道である。清洲橋通りをトルナーレから隅田川方面へ歩いて行くとこの地下道にぶつかる。
道を挟んだ反対側(お洒落なパン屋 ブーランジェリー ジャンゴ側)の歩道は地下を通ることなくスムーズに通過できる。
なのでこの地下道の入口の前に来てしまって、「しまった!」と頭を抱る人も多いはず。
探検日:2019/11/12 PM
探検者:ユキイデ
職業:メタラー 必殺技:デスボイス
LEVEL:2
HP:20/40 MP:10/15
トルナーレ側から見た「あやめ橋地下道」
横にセーブポイント(公衆トイレ)が有る。
これから始まる探検に備えよ、という意味か。
「あやめ橋地下道」正面
左はフェンスで閉ざされ、右の隙間も人の入れる余地は無い。
つまり「あやめ橋地下道」に入る選択肢しか無い。
探検者の勇気と度胸が試されるダンジョンである。
ダンジョンへ突入
キラキラと輝く床が見える。水が流れているのか?と一瞬錯覚してしまった。
なぜそのような装飾がなされているのか。疑問を抱いたまま中へ進む。
妖艶でどこか美しいダンジョン内部
ほぼ直線、20メートルぐらいだろうか。
今回もモンスターは見当たらない。
罠(トラップ)や宝箱も見渡す限り発見できない。
間接照明を使用しているのだが、現代的ではなく昔にタイムスリップした様な感覚に襲われる。
何なのだろうか、この感覚は。
ダンジョン天井部に霧がかかっているような錯覚を感じる。
壁に立体的な菖蒲(しょうぶ)の花が描かれている
かなり手の込んだ装飾だ。
この中にひとつぐらいモンスターが化けているものがありそうだ。
そうか。わかった!光沢のある床は水の流れに見立ているのだ。
これは水辺に咲く菖蒲(しょうぶ)だ!
気付いたと同時に頭がクラクラしてきた。
どうやらこのダンジョンに立ち入ると幻覚に襲われるようだ。
…見える!江戸の風景が!
大勢の人がいる。河岸が見える。舟を漕ぐ人が見える。
魚の生臭いにおいがする。
これではいけない!(HPとMPが5減った)
目をこすりながら奥へ進む。
ダンジョン中間地点の壁にカモフラージュされた隠し扉を発見!
エクスカリバーが隠されているのかもしれない。
いや、扉を開けた瞬間毒ガスが出てくるかもしれない。
江戸時代の幻覚に惑わされながも、結局扉を開ける勇気が出ず出口へ急いだ。
階段の壁に謎のパネルを発見!16分音符に「お江戸日本橋」「花」??
何の暗号なのか?触ったり押したりしても何起こらない。
唄でもを歌えという意味なのか。
薄れていく意識のなか息を切らし階段を上った。(HPが5減った)
ダンジョンの外へ脱出!中洲側から見たダンジョン「あやめ橋地下道」
外の空気が心地いい。幻覚は消えた。
いつのまにかあたりは暗くなっていた。
やはり相当の時間、江戸時代にタイムトラベルしていた様だ。
謎の扉とパネルを解明できなかったが、ひとまずダンジョン攻略。
ユキイデはレベルが3に上がった。
最大HPが10増えた。
最大MPが5増えた。
探検者:ユキイデ
職業:メタラー 必殺技:デスボイス
LEVEL:3
HP:10/50 MP:5/20
いかがでしたでしょうか?
清掃が行き届いており、美しい地下道でした。
なぜ「あやめ」なのか?帰社後webで色々調べてみました。
-江戸時代に日本橋中洲に隣接する日本橋浜町三丁目に、菖蒲河岸(あやめ 又は しょうぶがし)があった。東京オリンピック前まで箱根川が流れており、地下道のある位置に同川を渡る「菖蒲橋」が架かっていた。地下道の名前はこれに由来している。ー
なるほど、だからあの装飾なのですね!
それにしても「花」「お江戸日本橋」のパネルは謎です…。
理由や由来を知ってるよ、という方いらっしゃたら中央区民マガジンまでご連絡下さい。
大都会なイメージのコンクリートジャングル中央区。
そんな中央区にも闇に包まれ人が足を踏み入れるのをためらう「ダンジョン」がいくつかあるー
中央区の「ダンジョン(※)」を探検しようではないか!
※モンスターが出そうな雰囲気がただようちょっと不安になる場所
という謎のコンセプトと担当ユキイデの勢いで始まったこの企画。
中央区の知られざる「ダンジョン」を紹介して行きます!
「銀座のあの場所知ってる?」「京橋に謎の地下道があるんだけど…」などあれば是非ご連絡ください。中央区民マガジンが探検しに行きます!
それではまた!
地域企業・団体に協賛いただいてます