【江戸橋地下通路】東野圭吾「麒麟の翼」の殺人事件現場

~ 中央区でも屈指の死角! 【難易度:★★(2.0)】 ~

2019.11.28
文、撮影:ユキイデ
新コーナー『ダンジョン探検隊』。
最初のステージは「江戸橋地下通路」です。

今回のおすすめBGMソングはDIOの「Holy Diver」
(お好みで視聴してダンジョンの雰囲気を味わって下さい)

「江戸橋地下通路」の場所はこちら。
映画にもなった東野圭吾「麒麟の翼」の殺人事件現場である。
高速道路の入口が有るために、歩行者が地下に迂回するように作られた構造の歩道だ。
もちろん自動車やバイクは入れない。
昭和通り沿いを歩いていると、あれれ?となって知らぬ間に吸い込まれていく日本橋名物のダンジョンである。

さっそくダンジョン探検スタート!

探検日:2019/11/12 PM
探検者:ユキイデ
職業:メタラー 必殺技:デスボイス
LEVEL:1
HP:30/30 MP:10/10

銀座側から見た「江戸橋地下通路」

首都高の江戸橋料金所の左側、レンガ色の地面の先が今回のダンジョンである。
さっそく警告が探検者を待ち受ける。階段が有るので車椅子では攻略できないとのこと。
中央区民としては許せない不親切な設計である。

入口が見えてきた。
傾斜角は15度ぐらいだろうか。

入口が急カーブで中が見えないため恐怖が倍増。
トンネルに入った瞬間モンスターが襲ってくるかもしれない。
注意書きのとおり、自転車にも気を付けなければならない。
出会い頭の事故はすぐさまゲームオーバーだ。

ダンジョン突入。緊張感が増す。
なるほど、これは殺人事件が起こるわけだ(映画の話)。
薄暗く短い直線通路。天井が低く狭い。閉所恐怖症の人には耐えられないだろう。
どちらの出口も折れ曲がっているので、大都会だというのに信じられないぐらい死角になっている。

壁のいたる所にペンキが塗られている。先代の勇者たちが書き残した秘密が、邪悪な組織によって塗りつぶされたのであろう。
隠し扉や宝箱は発見できず。モンスターもいない。
頭上を走り去る自動車の轟音がダンジョン内に反響する。
見まわしてみたが中に監視カメラのようなものは無い。
自然と歩くスピードが速まる。出口へ急ぐ。

出口へ続く階段とスロープ

しかしこのスロープ、信じられないぐらい角度が急である。
自転車の上りと下り、交差ができない。恐ろしく不親切設計である。
記者ユキイデも自転車を押して上ったのだがかなりキツイ。
電動アシスト自転車の様なヘヴィな自転車や、ベビーカーは不可能なレベルである。
重装備の探検者はここで力尽きるであろう。
恐ろしい罠(トラップ)である。(HPが10減った

振り返ると心臓が止まりそうになる。
赤い文字は何だ!?

「ZNS」??

モンスターを封印した石棺か!?
何か呪文を唱えると動き出すのであろうか?
そしてここは本当に日本橋なのか?戦時中使用された塹壕か?
そんな気持ちに陥る。

背中に嫌な視線を感じつつダンジョンを脱出。
結局モンスターは現れなかった。

北側の入り口、江戸橋から撮影

床や欄干の作り・模様が近代的なせいか、余計に地下通路が異空間に感じたのである。
謎の文字の解明はできなかったが、ひとまずダンジョン攻略。

ユキイデはレベルが2に上がった。
最大HPが10増えた。
最大MPが5増えた。

探検者:ユキイデ
職業:メタラー 必殺技:デスボイス
LEVEL:2
HP:20/40 MP:10/15

いかがでしたでしょうか?
さすがは東野圭吾が殺人事件の現場に設定したダンジョン。怖く不安な気持ちになりました。
尚、「江戸橋地下通路」は日本橋首都高地下化プロジェクトのエリアのため、何年か後には無くなってしまう可能性があります。今回のこの写真は貴重な資料になるかもしれません。

ダンジョン探検隊とは?

大都会なイメージのコンクリートジャングル中央区。
そんな中央区にも闇に包まれ人が足を踏み入れるのをためらう「ダンジョン」がいくつかあるー
中央区の「ダンジョン(※)」を探検しようではないか!
※モンスターが出そうな雰囲気がただようちょっと不安になる場所
という謎のコンセプトと担当ユキイデの勢いで始まったこの企画。
中央区の知られざる「ダンジョン」を紹介して行きます!

皆さまからの情報・依頼をお待ちしております。

「銀座のあの場所知ってる?」「京橋に謎の地下道があるんだけど…」などあれば是非ご連絡ください。中央区民マガジンが探検しに行きます!
それではまた!

ユキイデ (編集部)

2006年から日本橋エリアに住み始める。 南大阪生まれの巨漢。デスメタルが大好き。 おばあちゃん子。

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