中央区民マガジン

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「ラクロス×スポーツバー」世界初?ラクロスができる「L’s Base」日本橋大伝馬町に誕生!!

~ 店長は元日本代表、スタッフは現役プレイヤーのガチスポット ~

2021.06.18
文:山下信治、撮影:ユキイデ
ラクロスという競技をご存知ですか?
20年ほど前の観月ありささん主演の「じゃじゃ馬ならし」というドラマで覚えている方もいるのでは。
「カレッジスポーツ」として大学では男女合わせて約250のチームが存在するなど根強い人気ですが一般への認知度は今一つなのが現状。
そんな中、日本橋大伝馬町に日本初、たぶん世界でも初のラクロス×ダイニングバーの「L’s Base」が誕生しました。

「中央区民マガジン×BENTOLABO」で社会実験を行っている「おかずマルシェ」の隣接ビルの一階にビビッドな赤い外装がお目見え。その外装から様々な予想を呼びましたが、ラクロスを扱う硬派なスポーツバーであることが判明しました。
同ビル地下には界隈では有名な「アヤシイお店」があるため系列店?との噂も立ちましたが、全く無関係です。

この赤。とにかく目立つ!

ラクロス×スポーツバー

「L’s BASE」は日本橋大伝馬町にOPEN。日比谷線小伝馬町駅からすぐ。お店のLはLacrosseのL。コンセプトはラクロスのベース基地とのことです。

ラクロスといえば編集部内では、「私(俺)ラクロスやってるんだ」の一言でその人が3割増しに見えるキラッキラッのリア充スポーツ(偏見すみません)。
そんなラクロスを一言で説明すると「陸上でやるアイスホッケー」とのこと。それホッケーじゃんと思った方はYouTubeで検索。激しいスポーツなので意味が分かると思います。
もともとネイティブアメリカンの文化を発祥としたスポーツで欧米では根強い人気を誇ります。男女で発展の経緯も競技ルールも全く違って面白いのですが今回は割愛します。2028年のロス五輪では種目に採用される可能性があるとのことで今後脚光を浴びそうです。

さて、お店の紹介です。
印象的な赤はラクロスのゴールの色。芝生の緑とゴールの赤で店内は構成されています。店内にならぶ大型ディスプレイでは常時ラクロスを放映。ラクロスは初めての方も店内に30分もいればラクロス通に。ルールが分からなければ店員さんに聞けばプレーの解説付きで答えてくれます。

特筆すべきは店内のラクロス体験スペース。料金は・・・なんと無料。皆さんの良識に任せてということですので譲り合ってご利用ください。
ランチタイムも利用OKとのことです。仕事の合間に軽く体を動かすのもGOOD!

実際のラクロスはサッカーコートのような広いグラウンドで行うので、このスペースで出来るのは基本の練習、「壁打ち」です。これがなかなかに難しく面白い。ということで編集部と店員さんの体験動画をご用意しました。編集長もユキイデも何回も失敗しましたが(ユキイデは編集で一発成功に見せてますが)、ハマったら止まりません。

生半可なラクロス度じゃない

この「L’s BASE」、ラクロス指数が半端じゃありません。完全にメーターを振り切っています。

スタッフは全員現役ラクロッサー

スタッフは現役のラクロッサーが集結。ラクロスプレイヤーのことをラクロッサーと呼ぶそうです。厨房で働いていたスタッフは日本代表を目指して大学の部活で活躍中とのこと。
現在、緊急事態宣言中のためバー営業は自粛していますが、バー営業時のスタッフも現役ラクロッサーで構成。中央区内でこんなにアスリートが集う場所はないんじゃないでしょうか?ラクロスのことはなんでも店員さんに聞いてください。

店長が元日本代表

さて、先ほどの動画で模範演技をしてくださったスタッフの方。実は店長でした。もちろん現役バリバリのラクロッサー。

店長の細梅靖晶さんは直近の招集である2018年男子日本代表に選出。次回の2023年の世界大会出場を目指して現在もトレーニングの日々だとか。ぜひ国内屈指の実力者のプレイをお店で見せてもらってください。

爽やか&バキバキの細梅店長

お客さんもラクロッサー

取材時にランチを楽しんでいたお客さんにも取材。お話を聞くと日本ラクロス協会や学生連の統括をされている方々。なんとお店から徒歩1分のところに事務所があるとのことでこの後お邪魔させてもらいました。このくだり、長くなるのでまた別記事にてお伝えします。

日本ラクロス協会の皆さま

学生時代にラクロスをやっていた、今もやっている、という方が集まるので、店内では懐かしい再会も良くあるそうです。

アメリカで活躍したプロラクロッサーも常連

アメリカのプロリーグMLLでの出場経験ももつ岩本海介選手。現在は一時帰国されており頻繁に足を運んでいるそう。お店に来れば会えるかも。
実は岩本選手、日本でのお住まいはこの近くで実は編集長と子ども同士が同級生だったりします。協会の件も含めラクロスと中央区は意外に接点が多い!

サイン入りユニフォームも展示

お店のメニューを紹介

バー営業はしばらく先のようなので今回はランチメニューをご紹介します。普通のメニューももちろんありますが、ちょいちょいアスリートチックなメニューも混ざるようです。

なぜかSAVASとレッドブル

グリルチキンのパワーサラダ(1,100円)

今週から始まった新メニュー。食材を12種類使用し、彩り豊かなサラダなのにボリューミー。


カカオバナナスムージー(プロテイン入り)(650円)

試飲したユキイデのコメント
「プロテイン入りとのことでどんな味なんだろ?と少し不安でしたが、とてもフルーティな味。バナナの風味とカカオのビター感がとても相性が良かったです。凍らしたバナナを砕いているので清涼感もあり、ゴクゴク飲めてしまいます。アーモンドやカカオを細かく砕いたチップが入っており、カリカリの食感も楽しめました。甘ったるくなく、後味もスッキリ。スポーツをした後のご褒美感もありました。」


ハッシュドビーフ(1000円)

ランチで一番人気の定番メニュー。しっかり煮込んだデミグラソースを使用したハッシュドビーフを十六穀米に合わせたみんな大好きな一品。


OPENして間もないのでメニューもどんどん入れ替わると思います。最新情報は記事最後のSNSからご覧ください。

店長からメッセージ

最後に細梅店長から地域の住民にメッセージを頂きました。

「ランチ営業では、周辺で働く方、住んでいる方、お子様連れにも利用してもらっています。そういった方にラクロスというスポーツを知ってもらえる良いツールだと思っています。
お家で食べれない料理をL’s BASEで提供したいというのが一番の目標であり願いです。提供している料理はどれもひとひねりしているので、「あれ?これ何使ってるんだろう?」みたいなところを感じていただき、楽しんでもらえればと思います。」

このエリアに足りなかった若さとエネルギーに溢れた新店です。実はオーナーもラクロスにがっしり関わっている方。ラクロスとラクロッサー愛に溢れたお店です。小伝馬町界隈の飲み屋を巡回する飲兵衛とラクロスが邂逅してどんな化学反応を起こすのか楽しみでたまりません。
編集長は平日の夕方、隣のおかずマルシェにほぼいるので定点観測を続けたいと思います。

L's BASE
中央区日本橋大伝馬町1-10 日本橋KRビル 1F
公式サイト https://www.lsbase.jp/
Instagram https://www.instagram.com/lsbase/
Facebook https://www.facebook.com/lsbase.nihonbashi/

6/26(土)からバー営業を開始することが決定したそうです(6/19追記)。

地域企業・団体に協賛いただいてます

医療法人社団 SUNSET Zetith Dental Clinic

(銀座1丁目)

株式会社Insity

(日本橋小網町)

明治安田生命保険相互会社 丸の内支社

(八重洲)

株式会社ネオ・コミュニケーションズ

(日本橋箱崎町)

StandardLS株式会社

(日本橋小舟町)

株式会社仕事以外ドットコム

(日本橋堀留町)

>>協賛について

山下信治 (編集長)

中央区民マガジン編集長。その割に中央区に住み始めて10年程度の新参者。BABYMETALとコリドラスが心の拠り所。東京都板橋区出身。

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