※3月13日に探検した内容です。現在は緊急事態宣言が出されていますのでユキイデは在宅ワーク中です

今回のおすすめBGMソングは Fair Warning「Burning Heart」
(お好みで視聴してダンジョンの雰囲気を味わって下さい)

聖路加タワーブリッジの場所はこちら

なんだかんだで6回目のダンジョン探検隊。
ステージ6は「聖路加タワーブリッジ」。
そうです。聖路加タワーのあの空中で繋がっている部分です。
今回は地下ではなく空です。スカイです。
スカイギターといえばウリ・ジョン・ロートです。
ウリ・ジョン・ロートからスカイギターを正式伝授されたのはFair Warningのヘルゲ・エンゲルケです。
バンダナを外したヘルゲ・エンゲルケをYouTubeで見つけてしまい、そっと動画を閉じたことをここに白状します。
Burrn!さん、早くコラボしましょう。

ダンジョンを「見上げる」行為は初めてである。
高い。
因みにユキイデは高所恐怖症ではない(…と言い聞かせている)。

美しい。不気味さすら漂う。
ドリームシアターのアートワークに使われそうな風景である。
美しさに心を奪われている場合じゃない。
既にダンジョンは始まっている。
気を引き締めて歩みを進める。

ブリッジのありかはどこにも書かれていない。

1年ほど前、日本橋のとある酒場でジーノと名乗る僧侶と出会った。
ジーノは「スカイギターを手に入れたければ32階に行け」とだけ言った。
記憶だけを頼りに、32階で降りた。

この風景はどこかで見たことが有る。
映画「シャイニング」だ。

早まる鼓動。
無い。どこにも無い。
ダンジョンが無い。スカイギターも無い。

こんな時のために持ってきた冒険の書を読み返してみた。
ちゃんとメモを取っていたではないか。
そうか。
今いる場所はオフィス棟の32階。ホテル棟と勘違いしていた。
28階へ行きけば、通ずるブリッジがあるはずだ。
再び自動昇降機へ。

震える足を前に進める。

ここが天空ダンジョンか。
扉の向こうに真っ直ぐな空中ダンジョンが続いている。

…なんだこの静けさは？
自分の心臓の音が聞こえそうだ。
気が狂ってしまいそうな静けさである。
再び「シャイニング」のあのシーンを思い出した。

双子の女の子が現れたらどうする？
三輪車で逃げるしかない。
ジム・ルートに殴られるかもしれない。
斧を持ったコリィ・テイラーに追いまわされるかもしれない。
ダンジョンの空気が生ぬるく、汗が流れる。
冷や汗と混じり鳥肌が立つ。

大地震が来ても床が伸び縮みして安全に歩けるという。

5、6センチも動いたのか…。
想像がさらに恐怖を駆り立てる。

パネルの上を歩いた時だった！
大きな音がダンジョン内に鳴り響いた！
心臓が止まりそうになった。
この下には地面は無い。
ここが抜け落ちると真っ逆さまに地面に落ちる。
大丈夫だ。大地震が来てもこのダンジョンは崩れ落ちない。
深呼吸をひとつした。

年中ほぼ半袖のユキイデ。暑さには弱い。
ご覧の通り3月だというのに真夏のように汗だくだ。
HPが減った！(-10)

ダンジョンは依然として静寂が続く。恐ろしいほど静かだ。誰も人が通らない。

あれ？意外とイージーステージだった…。
ダンジョンの窓から夜の街を眺めてみる。

ステージ3で死闘をくり広げた佃大橋が見える。

遠くを眺めていると心が休まり、なんだか精神も安定してきた。
HPが20回復した！
ダンジョンでこんな経験は初めてである！
ここはボーナスステージという位置付けか。
ひとまずダンジョンクリアである。

ユキイデはレベルが7に上がった。
最大HPが10増えた。
最大MPが5増えた。

このブリッジはオフィス棟とホテルを結ぶための橋で、一般の方も自由に出入りできますが、夜景を見たりするための展望橋ではないそうです。
探検する前に電話で確認した時は「自由に通れます」ということだったのですが、その後緊急事態宣言が出たので再度確認してみると、上記の様なことを言われました。
ですので、ユキイデのように探検のためだけに訪れるのはおやめくださいm(__)m

ちなみに、昔(10年以上前？)タワーには展望室があったのですが現在はなく、代わりに47F展望スカイレストランがあります。
どうして展望室をやらなくなったのか電話で聞いてみたところ「理由は不明…。」とのことでした。
ネット上で色々書かれていますが、それは都市伝説かもしれません…。
本当の理由は…別にあるのかもしれません。