元阿寒アイヌ協会会長、北海道アイヌ協会理事。廣野さんは釧路市で生まれ祖父母が暮らす阿寒湖アイヌコタン(集落)で少年時代を過ごしたのだとか。八重洲にある「アイヌ文化交流センター」でも講演を行うなど、古式舞踊やアイヌ文化伝承に力を注いでいます。
観光振興の活用等でアイヌの自立を目指すコンサルティング会社を設立。ラムレンカイネの監修するにあたり難しかったことは何だったのか伺ってみました。
~ アイヌの伝統文化を映像と音で体感!完全予約制のジビエレストラン ~
阿寒アイヌコンサルン 理事長 廣野洋さん
元阿寒アイヌ協会会長、北海道アイヌ協会理事。廣野さんは釧路市で生まれ祖父母が暮らす阿寒湖アイヌコタン(集落)で少年時代を過ごしたのだとか。八重洲にある「アイヌ文化交流センター」でも講演を行うなど、古式舞踊やアイヌ文化伝承に力を注いでいます。
観光振興の活用等でアイヌの自立を目指すコンサルティング会社を設立。ラムレンカイネの監修するにあたり難しかったことは何だったのか伺ってみました。
来店客にプレゼントされるアイヌの名前カード
全てを監修しただけあって、お店にいるだけでアイヌの地に旅行に行った気分になりました。映像と音楽を交えながら提供されるコース料理はとても美味しくて驚きの連続。名前カードも思い出に残る面白い仕組みで特別感と満足感が得られると感じました。ところで、廣野さんは本日「カムイノミ」という儀式を行うために北海道からいらっしゃったとのこと。その儀式について詳しく聞いてみました。
↑ アイヌの伝統儀式「チセノミ」の模様 ↑
廣野さんはインタビューの最後に「日本の首都圏から皆さんでアイヌのことを広めて欲しい」と、静かな口調で語っているのが印象的でした。
アイヌの味を感じて欲しいと語る林さん
正直に申し上げますと、編集部ユキイデはゴールデンカムイの存在は知っていたのですが読んだことはなく、お店の取材と同時に読み始めたのですが…めちゃくちゃ面白くて3日で全巻読破してしまいました!
ジビエ親父・林さんのインタビューでは、ゴールデンカムイに話が寄りましたが「ジビエ料理はサステナブルな料理なんです。」と語っている姿も印象的でした。害獣とされた生き物を頂くのがジビエ料理ですが、『たいせつな命をいただく』という意識をはっきりと気付かせてくれたのがアイヌの伝統と文化と語っていました。
色んな飲食店が存在する人形町エリアですが、その中でも特に異彩を放つラムレンカイネ。ゴールデンカムイファンはもちろん、アイヌ文化ってどんなのもの?という初心者の方でも楽しめる素晴らしいお店だと思いました。オススメです!
ラムレンカイネ
住所:中央区日本橋人形町3丁目7−11 大川ビル 3F
営業日:金曜・土曜・日曜
営業時間:ディナー 18:00~22:00
電話:050-5492-3641
※完全予約制・18時スタートのコースのみ
※お子様連れNG
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