堀留児童公園の風景が大きく変わろうとしています。来年改修工事を予定しており、それに先駆けて隣接する築38年の「桂屋第一ビル」(地上6階建て)が大胆にリノベーション。「SOIL Nihonbashi」(ソイル日本橋)という公園に開かれたカフェとシェアオフィス施設が誕生しました。
編集部は12/17、堀留町保育園に通う子どものパパを含む地域コミュニティ「日本橋パパの会」のメンバー3名と内覧してきました。その様子を動画で撮影してきましたのでじっくりご覧ください。
シェアオフィス「SOIL WORK」、カフェ「Parklet」動画レポート
堀留児童公園は人形町エリアにおいて浜町公園に次ぐ大きさの公園。児童館、保健センターも併設されているので、小さな子どもがいるファミリーにとってはお馴染みの公園です。ビル1階でカフェのオープン準備を進めている様子を目撃した方も多いのではないでしょうか。
まずは上の動画をご覧ください。中の様子をじっくり撮影してきました。動画の前半は2階シェアオフィス「SOIL WORK」の様子、1階カフェ「Parklet」は2分32秒〜ご覧になれます。
※「SOIL WORK」は既に募集が始まっており人気の模様です。入居の空き状況や価格などは記事最下部の「SOIL Nihonbashi」のホームページからお問い合わせください。
カフェ・ベーカリー「Parklet」のオープンはいつ?
気になるオープン日は1月中旬!
周辺に住む人・働く人にとってやはり一番気になるのは1階のカフェのオープン日だと思います。今のところ1月中旬を予定しているとのこと。
オーツチョコチップクッキー
賑わう店内の様子
「Parklet」はサンフランシスコの Tartine Bakery などで経験を積んだアメリカ人夫婦の JJ & Kate 監修。サワードウブレッドを始めとした天然酵母のベーカリーです。
店名の「Parklet(Park-let / パークレット)」は小さな公園、憩いの場、坪庭を意味し、カフェベーカリーと公園との接面に家具やアートを設置することで、公園の一部のような公共性の高い空間として利用される場所になって欲しいという思いが込められているとのことです。
店内から堀留児童公園が一望できる
公園側からもお店に入ることができる
「Overview Coffee」
コーヒーもとてもこだわりがあるものです。栽培方法を見つめ直し、一杯のコーヒーから土壌の再生と気候変動問題への寄与をミッションに掲げて発足した「Overview Coffee」。試飲させてもらったのですが、とてもコクがあり美味しかったです。
ギャラリースペース
お店のどの場所からでも堀留児童公園が見えます。ペットや子どもたちもウェルカムな空間だと感じました。
「Parklet」では、天然素材を活かした焼きたてのパンだけでなく、農家から仕入れた野菜を使った食事を提供するとのこと。
内覧会ではオープン後実際に提供される料理やパンは残念ながら見ることができませんでしたが、お店のインスタグラムではメニュー開発の様子が順次投稿されています。気になる方はそちらもぜひチェックしてみてください。
プレオープンイベント情報
「Parklet」では下記の日程でプレオープンイベントを行う予定です。
オープン前にお店の雰囲気やワイン、コーヒー、パンなどを味わえるチャンスです。
12月24日(金) 15時〜21時 Wine & Parkletパントリーグッズ販売
12月25日(土) 12時〜18時 Bread & Overview Coffee
同行取材した日本橋パパの会のパパ達は「めっちゃいい!」を連発していました。小さな子どもを連れて近所の公園に来てみると、今まで感じることがなかった「こうだったらいいのに」を沢山感じます。「SOIL Nihonbshi」はまさにそのような願望がひとつ実現したような気持ちになれる温かい空間でした。カフェ「Parklet」ができたおかげで、パパママも足を運びやすく、子どもの公園デビューや新しいコミュニティの発見・参加のきっかけになるかもしれません。堀留児童公園だけではなく、中央区に沢山ある公園にも「SOIL」の様なローカルを重視する施設がどんどん誕生して欲しいです。
↓ 以前取材した同ビルの「桂屋ファイングッズ」の記事 ↓