1日目の老舗サミットは、福徳神社から徒歩数分の「+NARU NIHONBASHI」(日本橋本町1丁目)で開催。山本区長は「全国には約24,000~25,000社の100年企業があり、そのうちの1割が東京都にある。そして、その内の2割が中央区にある。そのような理由で今回日本橋での開催が選ばれたのだと思います。」と、語りました。
~ 榮太樓/さるや/清月堂/黒江屋/高虎/にんべん/山本海苔店が出店 ~
(2/2):山本区長も登場!老舗サミット【写真】レポート ←NOW!
開会の挨拶をする山本区長
1日目の老舗サミットは、福徳神社から徒歩数分の「+NARU NIHONBASHI」(日本橋本町1丁目)で開催。山本区長は「全国には約24,000~25,000社の100年企業があり、そのうちの1割が東京都にある。そして、その内の2割が中央区にある。そのような理由で今回日本橋での開催が選ばれたのだと思います。」と、語りました。
全国の100年以上の歴史を持つ老舗企業の経営者の方達が集合。革新に取り組んでいることや、海外進出などがディスカッションされました。
この模様はYouTubeでもライブ配信されており、以下よりアーカイブの視聴が可能です。
老舗フェスティバル2023オンライン限定配信動画「老舗サミット」
左から(株)竺仙/小川常務、(株)人形町今半/髙岡社長、(株)にんべん/髙津社長。
人形町今半の髙岡社長はマイクを持つと「4分間で喋るのはハードルが高いですけど、頑張ります。」と語り、会場から笑い声が。老舗企業は長い歴史があるので、どうしてもプレゼンテーションは長くなりがち。老舗企業あるあるではないでしょうか。髙岡社長は会場を和やかなムードにしたかと思うと、すき焼きとお店の歴史を軽快な口調で語りました。
左から(株)伊場仙/吉田社長、(株)竺仙/小川社長、(株)龍工房/福田さん。
生活様式の変化に伴う和装産業の可能性について、それぞれの思いを語りました。
竺仙/小川社長は「着物というと、どうもネガティブに捉えられてるという感じがします。ところが、実際に女性にアンケート調査をしたところ、80%の方が着物を着たい言っている。このギャップをどういうふうに埋めていくのか?というのが、我々の仕事だと思っている。」と、力説。さらに「ぜひ着物を来て街に遊びに出かけてください。タクシーやレストランの対応が違いますから。」とも語りました。
にんべん/髙津社長による「老舗企業塾」プレゼンテーション。
老舗が多い中央区。それもそのはず、100年以上の企業は東京都23区でいうと一番数が多いのだとか。2位の千代田区から100以上の差。さすが中央区!犬も歩けば老舗に当たる!?状態です。
「東京ジン」(一番右)
今回の老舗フェスを企画したスターマーク(株)(港区虎ノ門)より、新商品「東京ジン」の発表がありました。なんとにんべんのかつお節が採用され、爪楊枝専門店の日本橋さるや監修のもと、黒文字(くろもじ)という木が香り付けに使用されているらしいです。
こちらの「東京ジン」は、日本中の老舗の逸品を紹介・販売しているwebサイト「老舗通販.net」で販売されるほか、都内をはじめとする飲食店やベトナム・世界各国にも販売展開していくとのこと。
2日間にわたり開催された老舗フェス、個人的にとても勉強になり面白かったです。特にマルシェは気軽に老舗の逸品を身近に感じることができてとても良かったと思います。近くに住む中央区民でも老舗のお店に行ったことが無い、という人も多いと思います。「老舗は敷居が高そう」「なにか買わないといけない感じがして緊張する」主にそういった理由だと思います。今回のようなイベントであれば、大人だけでなく子ども達も老舗の魅力に触れられるので、食育や伝統、文化の勉強にもなるのでは!?そう感じました。
老舗フェスティバル2023 by agataJapan
老舗フェスティバル公式ホームページ
東京ジンの詳細ページ
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