中央区民マガジン

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人形町で第49回「子ども餅つき大会」(日本橋三の部連合町会)が開催!(1/2ページ)

~ 小春日和の中、人形町の冬の風物詩が3年ぶりに復活 ~

2022.12.07
文、撮影:山下信治
日本橋三の部連合町会が主宰する第49回子ども餅つき大会が12/4(日)に人形町で開催されました。
年末の恒例となっているこの行事ですが、新型コロナの影響で3年ぶりの開催です。
日本橋人形町、日本橋蛎殻町、日本橋小網町、日本橋箱崎町の15町会が参加し、大人も子供も一緒に楽しく美味しい一日を過ごしました。(1/2ページ)

当日は青空が広がりポカポカ陽気の小春日和。今回で49回を数える餅つき大会ですが一度も雨が降ったことがないそうです(一回だけ雪が降ったとか)。
「皆さんの行いが…」では済まない強運。きっと何かしらの神がかり的な力が働いているのでしょう。

この「子ども餅つき大会」は日本橋三の部連合町会に所属する日本橋人形町、日本橋蛎殻町、日本橋小網町、日本橋箱崎町の全15町会が一堂に会し、人形町通りの2車線(片道4車線)を利用して開催されました。

餅つきは町会単位ですが餅米は連合町会で一括して蒸し上げます。今回、蒸し器を新調したとのことで最初は蒸し加減に苦労したそうです。何段にも積まれた蒸籠ですが、大体20分ほどで蒸し上げは完了。蒸し上がり次第、順番に各町会が引き取っていきます。

蒸し上がりをすぐ2等分に

今回は例年の8割程度の規模に抑えたそうですが、用意された餅米はなんと460キロ。111回も蒸籠で蒸し上げたとのこと。1蒸籠で2臼分なので全町会で222回餅つきをしたことになります。

もち米配給手形!

例年は当日受付もしているそうですが、新型コロナの影響も考慮し、事前受付に限定した町会が多く10時の開始とともにチケットを持った親子がたくさん詰めかけました。

大人も子供もぺったんぺったん

餅つきの様子は一本の動画にしました。当日の雰囲気が伝わると思いますので是非ご覧ください。

動画の後半部分では中野耕佑日本橋三の部連合町会長、石田英朗人形町二丁目浪花会長にコメントを頂きました。

「(久々の開催ということで)こうやって地域のみんなで集まって話が出来る、ということが幸せだと改めて実感した。こういうイベントは本当に大事。」
「連合町会長がしっかりと開催を決断してくれた。こういったイベントや行事を途切れさせないように我々の世代で守っていくことも大事」

澄み切った青空の下で

親子で一緒に

次回は50回の記念すべき会

中央区には色々な伝統がありますがこの餅つき大会もその一つ。子供と食が合わさったこのイベントは新興住民にも参加のハードルが低い地域行事です。
一緒に美味しいものを食べる、一緒に子供達を盛り上げるといったことを通して、地域の親交が深まり伝統や文化が引き継がれていく姿を目の当たりにしました。
次回は節目の50回。まだ特別なことは考えていないそうですが、この先も100回、200回と子ども餅つき大会を引き継いでいって欲しいものです。

(1/2):日本橋三の部連合町会「子ども餅つき大会」 ←NOW!

(2/2):餅つき大会MVP、番外編ほか

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山下信治 (編集長)

中央区民マガジン編集長。その割に中央区に住み始めて10年程度の新参者。BABYMETALとコリドラスが心の拠り所。東京都板橋区出身。

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