随分と長いイベントタイトルですが、その名の通り北海道十勝群浦幌町の大自然をデジタルで体験できるというもの。今回主催のIT企業フォレストデジタル(株)は、浦幌町と協力し学校を改築。デジタル森林浴の常設施設「uralaa park urahoro（うららパーク浦幌）」を昨年12月にオープン。今回はその技術を用いて、初の北海道以外での開催となった。

大型のマルチスクリーン(正面、左右、天井の4面)を眺め、5.1サラウンド音響システムでリアルな音を感じ、ゴーグルやヘッドセットは無し。ただ椅子に腰掛けてリラックスして、自然を感じます。
驚いたのが、開始数十秒で感じた森の香り。
マスク越しでもしっかりと感じることができ、意識して深呼吸がしたくなります。

ずっと同じ映像が続くのではなく、数分おきに違う映像に切り替わります。
蜂が飛んでいたり、木や花が風で擦れるリアルな音が聴こえます。

日中の明るい映像ばかりではなく、夜の雪景色も。焚火がポツンとあります。
こんな場所でこんな経験をしたことなど無いはずですが、不思議と懐かしい気持ちになります。パチパチと音が鳴る焚火を見つめているうちに眠気がMAX。このデジタル森林浴、参加者の半分ぐらいの人が気持ち良くなって眠ってしまうのだとか。

鼻息がとてもリアルです。本当にこちらに迫ってくる感じがして焦りました。

あっという間の約25分。寝るもよし。ノートPCを持ち込んで仕事をするもよし。写真を撮ってSNSに投稿するもよし。子どもの体験もOK。アウトドアチェアはリクライニングはできませんでしたが、キャンプ気分を味わうには十分でした。

今回主催である、浦幌町のIT企業フォレストデジタル(株)の代表取締役CEO辻木さんに詳しくお話を伺いました。