オフィスビルが立ち並ぶ東日本橋一丁目。そのビルの角に、うまいこと嵌め込まれたラーメンの自販機。この場所に設置した人の意気込みと気合い、そして執念を感じます。自販機の両サイドはシャッターになっています。ということはこの中は部屋になっているはず。中がどうなっているのか見てみたいです。
この自販機では月島のもんじゃと同様に冷凍されたものが販売されているので、熱々のラーメンが出てくるわけではありません。
~ もんじゃ、ラーメン、出汁、小籠包、珈琲豆、ヤクルト1000 etc ~
(2/2):日本橋エリアは個性豊か ←NOW!
オフィスビルが立ち並ぶ東日本橋一丁目。そのビルの角に、うまいこと嵌め込まれたラーメンの自販機。この場所に設置した人の意気込みと気合い、そして執念を感じます。自販機の両サイドはシャッターになっています。ということはこの中は部屋になっているはず。中がどうなっているのか見てみたいです。
この自販機では月島のもんじゃと同様に冷凍されたものが販売されているので、熱々のラーメンが出てくるわけではありません。
美味しそうなラーメンに混じり、一番下にはなぜかカオマンガイが!味と鶏肉のやわらかさが星5つです。というか、みんな星4つか5つですね…。
日本橋箱崎町T-CAT2階に2020年3月オープンした大衆中華チェーン店「福しん 水天宮前T-CAT店」。オープン後すぐに家族で食べに行き、その安さと爆速提供スピードに驚愕した記事はこちらです。
この自販機がある場所は、店内ではなくお店斜め前の休憩スペース。一瞬そんなに安くは見えないのですが、よく見るとその安さがじわじわ分かって来ます。ラーメンセットは麺が4つで400円。つまり1人前100円ということになります。しかも現金以外のSuicaやPayPayなどのキャッシュレス決済も使えるみたいです。凄い。
今年4月にタレントのマツコ・デラックスさんが「ヤクルト1000を飲み始めてから眠りが良くなった」とテレビで発言したところ、瞬く間にブームになり全国で売り切れが続出。5月に地下鉄日本橋駅構内の販売スペースで販売されたところ、連日行列ができるまでに。
ちなみに、「ヤクルト1000」と「Y1000」の2つが存在するらしいです。まとめて語られることが多いようですが実は別商品。主にヤクルトの宅配センターやヤクルトレディのお姉さん達が販売しているものが「ヤクルト1000」で、小売店経由で販売しているものが「Y1000」です。
写真は人形町3丁目にある日本橋センターの前の自販機。「ヤクルト1000」が売り切れず販売されていましたが、供給が安定していないとのアナウンスが。
中央区内でいうと、この写真の人形町以外に、大手町センター(本石町4丁目)、浜町センター(浜町2丁目)、八丁堀センター(新川2丁目)、銀座センター(銀座2丁目)、台東本店晴海センター(月島4丁目)があり、軒先に自販機が設置されている場合があります。馬喰横山駅や他の駅でも見た記憶があるので、ぜひ探検感覚で探してみてください!
日本橋兜町、平成通沿いに2022年2月にオープンしたMenya Ikuzo Tokyoというラーメン店の前に自販機が設置されています。ナポリタンの日本一を決める『ナポリタンスタジアム2021〜日本一のナポリタン決定戦〜』で「氷見イワシ香るナポらー麺」が見事グランプリを獲得したらしいです。
情報が渋滞していますが、販売されているラーメンははナポらー麺ではなく、日本全国ご当地の冷凍ラーメンです。
右下に注意書きが。見るからに何が起こってしまったのか想像できますね。だって情報が渋滞してるんだもん。間違えちゃいますよね。
こちらは編集部ユキイデお気に入りの自販機ブラザーズ。なかなかの存在感。ここでしばらく道行く人を観察していたのですが、この自販機の存在に気付いた多くの人が二度見をしていました。ある人は立ち止まり、お連れの方と「買ってみようか」という話をしていましたが、結局買わずに隣のファミリーマートに入って行きました。
まずこちらの「SAKURA珈琲」。液体が出てくるのではなく、挽かれた珈琲豆やドリップパックが購入できるみたいです。しかしどうして北海道から飛び出し茅場町を選び着地したのでしょうか?引き続き取材を続けたいと思います。
そしてこちらは「だし道楽」。以前は銀座、新川、小伝馬町でも見かけた人も多いはず。いまは残念ながら中央区内はこの茅場町のみ(たぶん)。
ここでちょっとマメ知識。出汁を販売する自販機ですが、取材を進めていると中央区には「だし道楽」と「だし職人」の2つが存在していたことが分かりました。
「だし道楽」・・・有限会社二反田醤油(広島県呉市)
「だし職人」・・・有限会社二反田醤油本店(福岡県築上郡)
どちらも二反田醤油。さらに調べると、もう1社猫の可愛い絵が描かれた自販機を展開する会社もあるそうで…。
そのあたりのことを調べて実際に購入し、比較・おすすめレシピを紹介する神がかった記事を見つけました。リンクを貼っておきますので興味がある方はご一読ください。
特選街web「自動販売機だし比較」
というわけで、ちょっと買ってみたい気もするのですが、ここは魚河岸の歴史を刻む中央区。日本橋や築地には美味しい出汁がたくさん販売されています。夜中にどうしても出汁が必要になったら買いに行こうと思います。
今回のダークフォースは間違いなくこれでしょう。日本橋室町按針通りの駐車場の中にある妖しく光る自動販売機。この場所、駐車場に立ち入り喫煙を行うマナー違反者があまりに多いせいか、駐車場に入るとセンサーが感知して、頭上のスピーカーから問答無用の警告のアナウンスが流れます。ドキッとして心臓が止まりそうになりますのでご注意ください。
目がチカチカする情報量。入手困難なゲーム機や、Amazonギフトカード、ルンバ、ディズニーリゾートのペアチケットもあります。
この自販機にトライしてみたい方はぜひ夜中に来てみてください。なぜか悪いことをしている気分になれます。昭和生まれの編集部ユキイデ。中学生のころ学習塾の帰り道に友達とドキドキしながら見に行った、人通りが少ない池の近くにポツンとあったオトナの自販機を思い出しました。みんなからお金を集めてひとつの目標物を購入。今思えばそれはクラウドファンディング。目的を達成した僕たちは高まる気持ちを抑えY君の家に集まり…(以下省略)
この場所のまわりは再開発工事が進んでいるエリア。もしかするとこの自販機ももうすぐ消えてしまうかもしれません。1回1000円。失礼、一夢1000円でした。消えてしまう前に一夢いかがでしょうか?
ラストはヤエチカの自販機を紹介します。場所はヤエチカの一番端、スシローの前あたりです。
フィギア関係が豊富で、頻繁にアイテムが入れ替えられている印象。ガチャガチャが形を変えただけじゃん!?と思われた方、落ち着いて聞いてください。ガチャと違って欲しいものを購入できるのでこれは自販機なのです。
この日はブリアナ・ギガンテを発見しました。機関車トーマスや子ども向けの人気キャラクターが販売されていることが多いので、お子様連れで通りがかった時はご注意ください。
一番左の自販機はなんと九谷焼が売られていました。ジョーク商品ではなく「九谷焼ガッチャン」というプロジェクトらしく、石川県能美市の後援の受けている大真面目なものみたいです。
以前Twitterでツイートしましたが、個人的にとても美しいと思った自販機。
歴史を感じる建物。差し色の赤い幌が雨に濡れて彩度が増しています。「自販機コーナー」の文字も、なぜ間隔がそうなってしまったのか色々考えさせられます。
シャッターの前・両サイドに並んだ紅白の自販機は、まるで風神雷神。真ん中の缶入れには空き缶ではなくお賽銭を入れたくなります。
この自販機コーナー、敢えて場所は伏せておきますので、ぜひ皆さま見つけてください。
ちょっと変わった自販機じゃなく普通の自販機なのですが、佃小橋のたもと、公衆トイレの向かいにある自販機が個人的に大好きです。真夏に何度も助けられました。なぜか何度もあの自販機に吸い寄せられるのです。自分に合う波長の自販機というものがあるのかもしれませんね。
冒頭にも書きましたが、読者の皆さまが見つけたちょっと変わった自販機があれば、ぜひSNSなどでご連絡ください。調査に伺い面白ければ掲載します!
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