畑が広がる郊外にも住んでいたことがある奥野みゆさん。月島は都心でありながら、どこかご自身の住む街に近いものを感じたとのこと。撮影前に長屋を見学に行ったとき感じた事などを語ってくれました。
~ プロデューサー/監督/主演女優にインタビュー ~
(1/2):福田真宙プロデューサーインタビュー、月島での撮影の様子
(2/2):主演の奥野みゆさん、なかやまえりか監督インタビュー ←NOW!
主演 川上未来役の奥野みゆさん(探す未来:現場スチール加藤千雅さんより提供)
畑が広がる郊外にも住んでいたことがある奥野みゆさん。月島は都心でありながら、どこかご自身の住む街に近いものを感じたとのこと。撮影前に長屋を見学に行ったとき感じた事などを語ってくれました。
監督 なかやまえりかさん
当初、再開発のことにはあまり触れず月島の長屋に住む方達のドラマという脚本だったのだが、福田真宙プロデューサーから「もっと再開発のコアな部分に触れて欲しい」という要求があったのだとか。月島で行われている再開発を知るために勉強会に参加し、問題の難しさを感じたときのことを語ってくれました。
この映画は「再開発に反対!」という単純な意見・視点ではなく、リアルな双方の意見を知ることができるのが注目すべき所。なかやま監督は3月から月島に通い街を散歩して、図書館で書籍や地域雑誌にも目を通したとのこと。映画の方向性が固まった時のことをこう語ります。
制作チームとカメラの構図を話し合うなかやま監督
月島のことを取材するにつれ「のめり込んだ」と表現するなかやま監督。月島の住人が集まる酒場にも立ち寄ったところ、祭りの日のことを涙ながらに語ってくれるおじさんもいたのだとか。月島は昔からの土地・建物・人間関係を大事に守ってきている、そんな印象を受けたのだとか。インタビューの最後にこう語ってくれました。
制作チームの皆さんに「月島のお店に食べに行きましたか?」と質問したところ、色々なお店の名前を挙げ「もっと行ってみたいお店もいっぱいある」と楽しそうに語ってくれました。映画の制作を通じて月島の魅力を短期間にぎゅっと味わえたのだと思います。
再開発はひと言では語れない難しい問題ですが、住人の意見の根元には「何か」を大切に思う気持ちがあり、その「何か」が人それぞれ違うのだと思います。『探す未来』は「何か」を見つけることができる映画かもしれません。
短編映画『探す未来』
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