背景に令和2年4月28日以降に誕生した新生児は10万円の定額給付金の対象外だったことがあるようで、その辺りの不公平感を配慮した支援策だと思われます。
既に3万円分の新生児誕生祝品を受け取っている方には、追加の2万円分をのみを贈呈し、条件に合う方なら今からでも合計5万円分を受け取ることができます。受付終了時期は定められておらず当面のあいだ継続される模様です。
ただし、出生日から1年を過ぎた場合や、申請日に中央区内に住所を有しない場合は対象から外れてしまうので、その辺もしっかりと確認してから申請をしましょう。
申請書は区から各家庭には送付されません。待っていても申請できないので、区のホームページから書式をダウンロードをして子育て支援課に郵送しましょう。
申請方法は郵送のみです。特別な場合(※)を除き、区役所窓口やwebでの受付は行っていません。
申請書は子育て区役所の窓口でも配布しています。ご家庭に印刷する環境が無い方は区役所へ足を運んでください。
また、申請時期によって交付時期が異なります。使用期限が大きく変わってくるのでこちらも確認して申請日をご検討ください。
既に3万円の申請をされた人や、これから申請する人で書式が変わるので注意が必要です。自分がどれに当てはまるのか気をつけましょう。
申請日 | 交付日 | 使用期限 | |
---|---|---|---|
① | 11/2~12/28 | 12月下旬~来年1月上旬 | 来年3月31日 |
② | 来年1/4~3/31 | 来年6月下旬~ | 令和4年3月末 |
③ | 来年4/1~6/30 | ||
④ | 来年7/1以降 | 随時 |
(申請日とは区役所に申請書が到着した日です)
※特別な場合とは、急ぎで買物券が欲しい場合です。②来年1月~3月末の申請は、最短でも6月下旬の交付になります。急ぎの人は身分証を持参の上、区役所窓口に行けば即日交付してくれるそうです。ただしその場合、買物券の有効期限は令和4年ではなく3年の3月末までなので注意してください。
さて、今回追加支給が決まった買物券とは、具体的にどういうものなのでしょうか。
ここからは区内共通買物券を解りやすく説明していきたいと思います。
区内共通買物券(ハッピー買物券)とは、その名の通り中央区が独自に発行している商品券のことで、中央区内の様々な施設で利用することが出来ます。1枚500円分のものが冊子になっており、おつりは出ません。(今回の追加2万円分は、500円×20枚綴りが2冊です)
この買物券には百貨店などの大型店舗にも利用できる緑色の券と、中小小売店のみに使用できる桃色の券の2種類があり、今回交付されるのは桃色の券になります。そのため、百貨店など大型店舗では使用できません。
※「25.大規模小売店(緑色の券のみ使用できます。)」に記載されている店舗は対象外です。
ドラックストアや食料品店でも利用できるのでオムツやミルクなどのベビー用品を始め、日々の食材の買い物にも便利そうですね!
また、リラクゼーションサロンや整骨院でも利用できるのでママの産後ケアにも役立ちそうです。
赤ちゃん向けの物だとベビーマッサージ教室やフォトスタジオにも利用できますよ。
使い道が色々あり、ウキウキしますね!
参考までに通常のハッピー買物券を特集した記事を紹介します。
中央区民マガジンでは今回対象になった人にインタビューを行いました。取材に応じてくれたのは日本橋エリアに住むパパ。
なんとお子さまが生まれたのは4月28日!ギリギリ10万円の定額給付金の対象にならなかったのですが、今回の買物券2万円追加対象になりました。中央区に対する意見を語っていただきました。
他にも数名のパパママに取材を行ったのですが、「嬉しい」という意見や「支援するなら定額給付金と同じ額にして欲しかった」という声もありました。中央区は23区のなかで出生率がトップ(※)。子育て支援もトップを走る区になるように期待したいです。
※2020年1月16日に東京都が発表した2018年のデータに基づく。中央区の出生率は1.42。
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