「鰻 高嶋家(以下、高嶋家)」は明治8(1875)年創業、来年150周年を迎える老舗の鰻店。先日紹介した「舟寿し」や「nicoバインミー」の並びに店舗を構えます。歴史を感じる一軒家の二階の個室にはラストエンペラーの弟「溥傑」筆の書も。
『板わさを楽しむin日本橋』には当マガジンも広報で参画しております。以下、イベントPRも含まれますので予めご了承ください。
「鰻 高嶋家(以下、高嶋家)」は明治8(1875)年創業、来年150周年を迎える老舗の鰻店。先日紹介した「舟寿し」や「nicoバインミー」の並びに店舗を構えます。歴史を感じる一軒家の二階の個室にはラストエンペラーの弟「溥傑」筆の書も。
お店の歴史や店内の様子は当マガジンもお手伝いしている日本橋もの繋ぎの動画に詳しく紹介されています。
「高嶋家」の板わさはいわゆる「切って出すだけ」のトラディショナルスタイル。とはいえ控えめな飾り包丁と薬味の彩りが華やかさを演出します。
印象的だったのはワサビ。ワサビの効きが違う。急に襲ってくるキーンと突き抜ける香りと刺激が鈴廣のかまぼこの優しい甘みを引き立てます。この辛味がすぐにスッと消えるのも心地よい。
ワサビに何か特別なことを?と伺いましたが「いつも通り国産の良いワサビを使っています」とのお返事。
「良いかまぼこと良いワサビがお互いを引き立てる」とのことで、鰻の白焼きにも添えるワサビには相当にこだわっているのでしょうね。
鰻は提供までに時間がかかるもの。まずは自慢の漬物で一杯しのぐのが定番ですが、お供に板わさも頼むお客が多いそうです。
今日は女将の鴛尾和佳子さんにお話しを伺いました。
お店の一押しメニューは鰻重の特上「菊」。菊梅竹と三種類ある「高嶋家」の鰻重のうち、特上にあたる「菊」にはブランド鰻である静岡県の共水うなぎを使用しています。
約一年半と通常の2~3倍の期間で丁寧に育てられた共水うなぎは、上品な脂の甘さと濃厚な鰻の身の味が素晴らしい。軽めのタレと相まって夢中で掻き込みます。
鰻って、なんか...幸せですよね
6年ぶりとなる小舟町八雲神社天王祭を前に盛り上がりを見せる小舟町も他エリアと同じく建設ラッシュ。大企業の社屋建替などが重なり、高嶋家も影響を受ける中、「小舟町の名店を支えろ」と移転中の皆さんが足を延ばしてくださるそうです。
町と共に歩み来年で創業150年を迎える「高嶋家」。
老舗の歴史を感じながら、極上の鰻の焼き上がりを板わさでチビチビやりながら待つのもオツなもんですよ。
『板わさを楽しむin日本橋』に参加された方の中から30組に小田原にある鈴廣のかまぼこ博物館での「かまぼこ・ちくわづくりの体験」が当たります。
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親子でかまぼこ体験は予約必至の人気イベントなのでチャンスです。
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鈴廣かまぼこ 板わさをたのしむin日本橋
特設サイト: 板わさをたのしむin日本橋
開催期間: 5月31日まで