この日は生憎の雨模様でしたが、中央区民マガジンを代表する甘いもの好きである私にとっては、そんなの全くもって問題なし。
~ 名だたる銘酒をたっぷり練り込んだ独自製法のアイスクリームで広がる、日本が誇る米文化 ~
この日は生憎の雨模様でしたが、中央区民マガジンを代表する甘いもの好きである私にとっては、そんなの全くもって問題なし。
場所はヤンマー東京と八重洲ミッドタウン間のテラスに面しているところ。フロアガイドではヤンマー東京1階となっていますが、路面店のようなロケーション。ヤンマー米ギャラリーを抜けるより、外から回った方がわかりやすいかもしれません。
この日はGWの最終日ということもあり、アルコール入りのアイスが5種類、ノンアルコールのアイスが2種類の合計7種類。
メニュー表
ノンアルコールは2種類
通常は10種類程取り扱いがあるようですが、天候に恵まれた絶好のアイス日和だったためハイペースで売れてしまったのだとか。
日本酒ビギナーな私にとっては十分豊かなラインナップ。この日の日本酒アイスクリームはアルコール度数4%から4.5%が揃い、私と娘はそれぞれシングルで看板メニューの「日本酒アイス」とノンアルコールの「ピンクの米粉アイス」をチョイス。
左:赤い米粉アイス、右:日本酒アイス
まずひと言。
美味しい!!お、美味しい!!
「どんな日本酒を使用しているのでしょうか」と伺ったところ、この日店頭でいただいたものは新潟県の銘酒「八海山」をたっぷり使用したフレーバー。
八海山の芳醇な香りが、ミルクのあっさりとした旨みの合間を縫うように広がり、さっぱりしているのに非常に満たされる不思議な感覚。
スタイリッシュでクリアな甘みと後味とも言うべきでしょうか。あまーいアイスというわけではないのですが、非常に満足感の高いアイスです。
ミルクと違和感無く交わるなんて、こんなの病みつきになってしまう!夏の夜、汗ばんだ体が求めそうな味わいです。
アルコール度数が4%あるので、お酒が弱い方はやや注意。ですが、日本酒をそのまま召し上がるよりも非常にマイルドに香りと余韻を楽しむことができるのも魅力です。
こちらはノンアルコールのアイス。富山県産の赤いもち米のもち粉を使用しており、着色料は使用しておらず素材そのものの色合いだそう。桜や苺を連想させるような淡いピンク色です。
ふわふわっと柔らかい甘味と口当たりの中に、若干粒粒とした感触が。ほんのり香ばしいような香りが立ち上り、小豆のような和三盆のような、和菓子のような甘味。一般的なアイスクリームより甘さは控えめですが、ミルクの旨味がしっかり効いているので、素朴な味わいながらもリッチな装いに。
どちらもねっとりとしていてスプーンですくいやすく、6歳の娘も美味しいともの凄い勢いで完食しておりました。
お値段はシングルが550円、ダブルが750円、トリプルが900円とちょっと高級感漂う価格。とはいえ、週末の仕事終わりや休日のご褒美感覚で味わうのであれば、ちょっとしたモチベーションにもなるのではないでしょうか。
カップ入りも
全日11時~20時までの営業なので、仕事終わりの一杯ならぬ「ワンカップ」をひっかけて帰路につくのもあり。
店舗内に2名掛け程度のベンチがありますが、暑い日はテラスで、雨の日はヤンマー東京地下1階の吹き抜けが印象的な「HANASAKA SQUARE」のテーブルで召し上がれ♪
地域企業・団体に協賛いただいてます