中央区民マガジン

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小伝馬町にOPEN!端麗ラーメンの「日本橋 朱鷺(toki)」

2023.04.17
文、撮影:山下信治
端麗ラーメンの「日本橋 朱鷺(toki)」が2023年4月17日に日本橋小伝馬町にオープンしました。「飽きない」ラーメンを目指し工夫を凝らした一杯は透き通る美しい佇まい。
カウンターのみ6席の狭い店内は初日から大賑わいでした。行列店の仲間入りも早そうなので気になる方はお早めに。

「日本橋 朱鷺」がOPENしたのは小伝馬町交差点から人形町通りを秋葉原方面に数十メートル進んだ場所。昨年閉店してしまった丼丸凛の跡地です。隣はいつも人気のワインバルの「Pinot」。

たくさんの開店祝いのお花

お店はとても狭くカウンター席6席のみ。ただしバッグを置くスペースや上着掛けは確保されているので思ったほどの窮屈さは感じないと思います。

一枚板のカウンターに6席のみ

まさかの吉田松陰推し

恒例の質問「どうしてこの場所に?」

新店で尋ねると”家賃”や”たまたま”みたいなボツ回答が多いのであまり期待していなかったのですが、、、

「吉田松陰先生の最後の地なので。」

そう、ここは吉田松陰が処刑された伝馬町牢屋敷跡の目と鼻の先。吉田松陰が大好きとのことで今回の開店にあたってはわざわざ世田谷区の松陰神社で祈祷するほど。もちろん集客など含めた総合的な判断なのでしょうがマガジン的には100点の回答です。

松陰神社の吉田松陰像(公式Twitterより引用)

お店のイチオシ商品は?

イチオシ商品を伺ったところ「白ワンタン(白ラーメン+海老ワンタン)」とのことでさっそく頂きました。

白ワンタン(1050円)

透明度の高い端麗塩スープに豚バラの焼豚にメンマ、ホウレンソウ、白ネギに大ぶりの海老ワンタンが3個。端正のとれた佇まいです。

真上からもう一枚

店長の大和田さんにこだわりを聞きました。

「食べ始めから終わりまで『飽きない』一杯を目指しました。焼豚はあえて脂身の多いバラ肉を使い下味を工夫。スープに沈める盛り付けにすることで、脂が溶け出し時間と共にスープに甘みとコクが追加されていきます。ホウレンソウも鰹節と和えているので、こちらも徐々に和の風味が広がっていきます。」
では、焼豚は先に食べない方がいいんですね?
「お好みですが味変を楽しむなら後が良いです。あるいはチャーシュー麺をご注文いただくと気にせずお召し上がりいただけます。」

こだわりの海老ワンタン

店主いわく「蕎麦っぽい」プッツリ細麺

ラインナップは白(塩)と黒(醤油)の2種類。醤油はスープだけいただいたのですが、旨味ゆたかなスープに複雑な酸味が加わって...あとはご自身でお楽しみください。

額縁に飾られたお札

お店の奥に飾られた額縁入りのお札がありました。

一見、変哲のない五千円と千円札

実は前週に2日間だけのプレオープンがあり無料でラーメンを提供していました。その際に受け取ったお金だそうで、

「美味しかったからどうしても受け取ってくれと。額縁に入った分だけでなく他にもそういったことがありました。感動と初心を忘れないように飾らせていただいてます。」

「飽きない」一杯でお待ちしています

店主の大和田さんに地域の方にメッセージをお願いしました。

「割烹のように親しみのある何杯食べても飽きないラーメンを提供しています。是非一度お試しください。」

ウマ娘大好きな大和田さん。BGMはアニソン。

開店初日から大繁盛で昼営業で90食も出たそう。6席なのでなんと15回転!!

あまりに余裕がなくてお客さんとコミュニケーションを取る余裕がなかったのが残念だったそうです。

この近辺では嬉しい土日祝も営業。すぐに行列店になりそうな気配なので、気になる方は早いうちに!

日本橋 朱鷺(toki)
日本橋小伝馬町8-2
平日 11:30~15:00、17:30~21:00
土日祝 11:30~16:00
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山下信治 (編集長)

中央区民マガジン編集長。その割に中央区に住み始めて10年程度の新参者。BABYMETALとコリドラスが心の拠り所。東京都板橋区出身。

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