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銀座の名店がコラボ!絶品7種のコッペパンが松屋銀座に集合

~ 「GINZAで繋がるコッペパン」3/12(金)~3/16(火)期間限定販売 ~

2021.03.01
文、撮影:ユキイデ
コロナで活気が失われた銀座に元気を取り戻そうと、現在進行中の「もの繋ぎ・ひと繋ぎプロジェクト」。そのプロジェクトが派生し、松屋銀座地下1階食品催場で「GINZAで繋がるコッペパン」が3/12(金)~3/16(火)の期間限定販売予定です。「銀座木村家」の酒種コッペパンに、「木挽町よしや」のあんこや、「銀座吉澤」の牛すき焼き、「ピエス・モンテ」のリンゴのコンポートとカスタードを挟んだものなど、7種類のコッペパンがなんと1,000円以下(価格未定)で食べられるというスペシャル企画です。銀座木村家でプレス発表が行われ、全7種類を試食してきましたので、編集部ユキイデのレビューと共に紹介します!

全7種類のコッペパン

銀座木村家の酒種コッペパンがベース

まずベースとなるコッペパンですが、明治2年創業の老舗であんぱんの元祖でもある銀座木村家の酒種コッペパン。ほんのり甘く懐かしい味わいのふわふわ生地です。ジャムやバターだけ塗って食べても十分美味しいコッペパンに銀座の名店8店舗の魂が入魂されます。


①木挽町よしや「あんこ」とBAR yu-nagi「やよいひめいちご」コッペ

元JA職員という異色の経歴を持つBAR yu-nagiのバーテンダー神木さんが、自信をもって提供する茨城産の「やよい姫」は、信じられないぐらい瑞々しくジューシー。まずいちごの果汁がパッと口に広がり、その後に木挽町よしやの、北海道十勝産えりも小豆のあんこのさっぱりとした甘さがやってきます。和と果物の二重奏を味わえるコッペパンです。


②銀座ウエスト ベルガモットのクリームコッペ

銀座の洋菓子といえば誰もが名前を挙げる銀座ウエスト。人気のバタークリーム、高知県産ベルガモット、そして栗も入っています。今回の企画の為に開発したらしく、上品な甘さでケーキの様な感じだけど、コッペパンだった…という不思議な感覚。カリッ、ふわふわと色々な食感も楽しめます。


③割烹中嶋 割烹のローストビーフコッペ

和食なのにローストビーフ?という印象を受けるかもしれないですが、割烹中嶋が自粛期間中に販売を始めたローストビーフ弁当が信じられないぐらい美味しいと銀座界隈で評判。上質の和牛はしっとりジューシーで、ソースには濃い口醤油と野菜を使いコクを出しているとのこと。柚子胡椒の風味が広がる新感覚の味わいでした。これ確かにリピートしたくなる高級な味わい!


④煉瓦亭 ナポリタンコッペ

明治28年創業の日本初の洋食店である煉瓦亭。お店でいつも提供しているナポリタンではなく、木村家のコッペパンを食べて味を調整した特別仕様のナポリタンとのこと。庶民的な味わいかな?と試食してみると、トマトの濃厚な風味が鼻から抜け、コクのあるソースが口に一気に広がる高級な味わい。これは人気が出そうです。コッペパンとの相性も素晴らしいものでした!


⑤ピエス・モンテ りんごのコンポート・カスタードコッペ

当マガジンが中央区内を色々取材でまわっている中で、「美味しい!」と高評価の声をよく聞くピエス・モンテ。その看板商品であるアップルパイのリンゴのコンポートと、シュークリームのカスタードを合体させてしまったので、簡単に美味しいと予想ができます。ハードルを上げて試食してみましたが、それを上回る幸福な美味しさ!スイーツ好きにオススメです。


⑥銀座 吉澤 すき焼きコッペ

大正13年に精肉店として創業したすき焼き割烹の吉澤。牛肉、しらたき、ねぎ、ごぼうが入っていて、それぞれの素材に合うように時間を分けて炊いているらしく、その入念さに脱帽です。さらに自家製の割り下で味付けされた煮卵が乗っており、まろやかさが増す極上の味わい。ボリュームもかなりあるので、迷ったらコレではないでしょうか。


⑦三笠会館 から揚げコッペ

鶏の唐揚げの元祖と言われている三笠会館。通常骨付きだが、今回食べやすい様に骨なしのものを提供。揚げたてのものをお客様に!とのことで、タイムリーに唐揚げを揚げて提供するのだとか。タルタルソースも絶品で、ガッツリ食べたい人には一択かも!?

松屋銀座では、購入特典として「銀座もの繋ぎMAP」をプレゼント。さらに、税込み1,000円以上購入で「銀座もの繋ぎ特製マスクケース」が貰えるとのこと!コッペパンを買ってMAPを眺めながら春の銀ブラを楽しんでみてはいかがでしょうか。

「もの繋ぎプロジェクト」で繋がっていく銀座の名店と、その想い

想いを語る銀座木村家の木村美貴子代社長(真ん中)

松屋銀座は2019年11月に150周年記念として、銀座木村屋の酒種コッペパンにコンビーフやフルーツを挟み販売していたが、今回はその「もの繋ぎ」バージョン。百貨店初登場のお店も多く、銀座木村家の木村社長はこう語りました。
「(コロナ禍ではなく)平常時であれば、皆さまとコラボレーションすることはなかなか無かったと思います。この様な機会をプラスとして捉えています。弊社の酒種コッペパンは、通常のコッペパンよりも甘味が強いのですが、さすが皆さまのお力でとても合う商品が出来上がったと思います。今回の取り組みをきっかけにそれぞれの店をさらに知っていただき、コロナが落ち着いた際には足を運んでもらえたら嬉しいと思います。」

ピエス・モンテの下村昌輝社長

洋菓子は温度管理が難しいので、コッペパンに合うベストなものを考えて提供したと語るピエス・モンテの下村社長。今回の企画に参加した想いをこう語りました。
「プロジェクト発起人の木挽町よしやの斉藤大地君とは、銀座の商店・会社経営者のメンバーで構成される青年団体の「銀実会(ぎんみかい)」で知り合い、同い年(35歳)ということもあり、仲良くしてもらっていました。今回の企画で繋がりがより深くなったと思います。あんこと洋菓子の組み合わせは面白いと思っているので、いつか木挽町よしやとコラボできたらいいな、と思っています!」

「もの繋ぎポーズ」銀座の名店の人々 (※撮影時のみマスクを外しました)

7種類のコッペパンはどれも良い意味で予想を裏切る絶品のものばかり。各分野で銀座、いや日本のトップランナーであるお店がコラボレーションすることで、これほどまで何倍も美味しく楽しめるのだなぁ、と驚きました。そして試食会ではお店の方たち自身がこの企画を楽しんでいる様子で、今後さらに銀座クロスオーバーが巻き起こる予感すらしました。また、先代や先々代の時代の銀座の様子の会話を、昨日の話の様に繰り広げておりとても感動するエピソードもありました。そちらについては今後個別でお店に取材に伺いたいと思います!

「GINZAで繋がるコッペパン」
販売期間:3/12(金)~3/16(火)
会場:松屋銀座地下1階食品催場
https://www.matsuya.com/ginza/

参加店一覧
銀座木村家、木挽町よしや、BAR yu-nagi、銀座ウエスト、割烹中嶋、煉瓦亭、ピエス・モンテ、銀座吉澤、三笠会館


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ユキイデ (編集部)

2006年から日本橋エリアに住み始める。 南大阪生まれの巨漢。デスメタルが大好き。 おばあちゃん子。

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