11/12(木)~11/28(土)の期間に日本橋エリアの飲食店で開催されるキャンペーン、日本橋三四四会が提供する「江戸のまん真ん中から元気をお届け! 日本橋の若旦那と一緒に生産者を応援しよう!」のオープニングイベントに参加しました。
この期間中に対象店舗で飲食すると限定の特典が受けられます。
このキャンペーンは農林水産省が呼びかける「#元気いただきますプロジェクト」の一環。コロナ禍が続く中、インバウンド需要の減少や輸出の停滞等により、在庫の停留、価格の低下、売上の減少等が引き続き生じている品目について、生産者・生産地はもちろんのこと、それを使う側の飲食店サイドも非常に危機感を持っています。東京の食文化の中心地である日本橋エリアもその例外ではなく、今回「三四四会」の若旦那が集い、その販売促進に心意気をもって取り組むキャンペーン。
要は飲食店を応援することで生産者や生産地を応援しようという趣旨です。
三四四会 涌井会長による挨拶でイベント開始
キャンペーン初日の11/12(木)、日本橋Flattoでオープニングイベントを開催。コロナ感染対策として会場にはメディアのみ来場。一般の人は招待せずYouTubeのライブ配信というかたちで行われました。イベントでは「日本橋三四四会」の若旦那や豊洲市場の仲卸によるパネルセッションや寿司の握りの実演などが行われました。
オープニングイベントの様子
パネリストは伝統ある日本橋の老舗の3名と、豊洲市場の仲卸。
吉野正敏氏(吉野鮨本店)
涌井浩之氏(三四四会 会長/うなぎ割烹 大江戸)
宮本尚樹氏(和牛すき焼き 伊勢重)
加嶋一幸氏(マグロ卸 まぐろ内藤)
MCは岩本公宏氏(日本橋いづもや本店)
寿司の握り実演
トークセッションでは「コロナでどう変わったのか?」という深刻なテーマも出ましたが、今までも数々の苦難を乗り越えてきたからか今回のコロナ禍に際してもどっしりと構えた対応をしているようです。時には冗談を交えて会場には笑い声が響く場面もありました。
40分間のトークセッションの中に、なかなか興味深い発言がたくさんありました。
- キャンペーンタイトルは「ど真ん中」ではなく「まん真ん中」。(ど真ん中は関西弁!)
- 「粋」は店が決めるのではなくお客様が決めるもの。
- 美味しいものをたくさん食べてみんなを元気に。
- マスクで繊細な匂いが分からないのが辛い、、、などなど。
地域サポーターにも取材に参加していただきました
オープニングイベントに参加いただいた感想をいただきました。
「老舗の若旦那からお店の歴史やこだわりなどをうかがうことができ、貴重な体験でした。皆さんのお人柄を垣間見れたのも楽しかったです。
コロナ禍において様々な努力や工夫をしながら江戸の食と文化、そして生産者を守ろうとしていらっしゃることを知り、私たち消費者もしっかり感染予防のマナーを守って外食を楽しまなければと改めて思いました。」
中央区民マガジンからも質問してみました
コロナの影響で弁当・テイクアウトの比重が高くなったと思います。メニュー構成等に影響はありましたか?
:
店内のものをそのままの価格でテイクアウトすればお客様は高く感じるし、かといって価格を下げればお店の負担が大きくなりすぎる。内容をテイクアウト用に変えてみたり、お店の紹介のようなメニューを作って満足度が高くなるように工夫しています。
接待・会食が減る一方で家族単位での利用が増えると思う。老舗は敷居が高いと感じる人も多いと思うが?
:
大歓迎なのでどんどん来てください。実は日本橋界隈は個室で食事できる場所が少ないですが、三三四会には個室がある店舗が多い。ご家族連れにも利用しやすいと思います。ただ、掛け軸や壺など立派な調度品のお店が多いので、その気を付けてお子さんを見てあげてください。
キャンペーンの内容
キャンペーン参加店舗(24店舗)
寿司:繁乃鮨、蛇の市本店、日本橋 舟寿し、吉野鮨本店
蕎麦:茅場町 更科、室町砂場、利久庵
天麩羅:てん茂
割烹・日本料理:いけ増、日本橋ゆかり、山田屋
鰻(うなぎ):伊勢定、大江戸、喜代川、 髙嶋家、日本橋いづもや
西洋料理:BISTRO SABLIER、vino e IL raccolta
中国料理:八重洲大飯店
牛肉料理:伊勢重、せいとう、肉鮮問屋佐々木、焼肉 あかぎ
酒処:三冨魯久汁八
参加方法
来店時に「元気いただきますプロジェクト」と伝えるか、特設サイトの画面をお見せください。
特典内容
各店舗ごとにことなりますので特設サイトにてご確認ください。