※今回の画像は新富町会にご提供いただきました。
※今回の画像は新富町会にご提供いただきました。
新富町会の納涼イベントに伺うのは昨年に続き2回目。前回もコロナ禍で縮小開催だったのですが、一年経って事態が悪化しているとは思いもよりませんでした。
↓昨年のレポ(区民ライターの兼坂さん筆)↓
今年も「ゆかたデー」を計画したそうですが、昨年を上回る感染状況や緊急事態宣言を考慮し今回の「氷柱展示&打ち水」の形になりました。
今回の目玉は氷柱。氷の中に浴衣地やイラストが入ったおしゃれなオブジェとして登場しました。この特注氷柱は築地魚河岸氷販の製作です。
このサイズは運搬も大変
8/27(金)、8/28(土)にそれぞれ違うバージョンがお目見えしました。
初日(8/28)の金曜日は昭和信用金庫京橋支店の店内に展示されました。夏らしい爽やかな出来栄えです。氷の中のデザインは町会員さんが手書きで作成したとのこと。この日は有志の行員が浴衣で勤務し氷柱に華を添えました。
昭和信用金庫京橋支店の皆さん
支店長と木村克一町会長
2日目(8/29)の土曜日は1日目より大きなサイズの氷柱が町会事務所前に登場しました。こちらは柳と波と千鳥をあしらった町会の浴衣地が氷の中に。千社札風の「新富」「志ん富」が粋なアクセントです。防災用の照明がライトアップ代わりになって一層引き立ちます。
地域の子ども達もイベントに参加しました。氷柱の周りは実際に温度も下がっているのですが、それ以上に視覚的な効果が抜群。この二日間は35度を超える酷暑。素晴らしい納涼イベントになりました。
夕方からは町会事務所前と新富稲荷神社で打ち水も行いました。吹き抜ける風を涼やかに変えてくれました。
読者の皆さんも今年は浴衣に袖を通した方は少ないのではないでしょうか?町会員の浴衣姿が新鮮に映ります。来年はもっとたくさんの人が浴衣姿で集まれますように。
町会の大事な役割が防災時の拠点としての機能です。今回のイベントに合わせて防災機器の整備や備品のチェックも合わせて実施。消費期限が近くなった備蓄食品などは来場者に配布されました。
ボイラーや発電機などいろいろな機材が出てきて秘密基地のよう。ワクワクしますね。
照明も扇風機も防災仕様
今までは会合やイベントの際に機会を見つけてはメンテナンスをしていたそうですが、新型コロナが流行してからは集まる機会がほぼなくなってしまったそうです。
新富町会に限らず各町会は機能を維持するためたくさんの苦労をしていると思います。ワクチン接種をきっかけに早く通常の活動が出来るようになることを願います。
屋根も大掃除!
少しでも涼やかな雰囲気をお届けできたでしょうか。夏のイベントはほとんどが中止になる中での開催は決断も必要だったと思います。どの町会・自治会も非常に悩んでいると思います。これから秋冬になっていきますが「こんな取り組みをしている」「こんなイベントを開催した」のような話があれば是非お声がけください。中央区民マガジンが駆けつけます!
地域企業・団体に協賛いただいてます
山下信治 (編集長)
中央区民マガジン編集長。その割に中央区に住み始めて10年程度の新参者。BABYMETALとコリドラスが心の拠り所。東京都板橋区出身。