『東京ひとめぐりバス』は、なの花交通株式会社が運行し、三井不動産グループが運営するコレド日本橋・室町やららぽーと豊洲、ダイバーシティ東京などを中心に周回します。
~ 日本橋〜豊洲、晴海〜東京京橋20分以内の中央区縦断路線!! ~
『東京ひとめぐりバス』は、なの花交通株式会社が運行し、三井不動産グループが運営するコレド日本橋・室町やららぽーと豊洲、ダイバーシティ東京などを中心に周回します。
1年限定の乗合運行の許可(21条バス)ですが、この期間で各種調整を行い、一年後には正式に路線バスとして運行することを目指しているそうです。
当初は土日祝限定ですが、早期の平日運行も視野に入れているとのこと。利用状況を分析しながら徐々に日程や便数を拡大していくと思われます。
デザインは錦鯉をイメージ
気になる経路は以下の図の通り。
緑色の時計回りが「なの花コース」。ピンク色の反時計回りが「さくらコース」。
江戸バスやメトロリンクと異なり両方向の設定がされており非常に便利です。
1周は約100分。尚、始点・終点となるダイバーシティ東京プラザを跨いだ乗車は出来ません。
お台場への利便性が向上したのはもちろんですが、今回の路線で嬉しいのが日本橋~豊洲(約20分)、晴海~日本橋(25分前後)の区間。
日本橋~豊洲は乗り換えがなくなり大きな時間短縮、晴海~日本橋に至っては交通手段がありませんでした。当初は週末のみの運行ですが、平日運行が待ち遠しいです。
また、東京京橋〜豊洲間は混雑問題でたびたび話題になる都バス[都05-2](東京〜勝どき〜晴海〜新豊洲〜有明)の代替となるため分散乗車につながることが期待されます。
画像:なの花交通提供
昨年の実証実験では三井不動産グループ施設利用者のみが対象でしたが、今回は一般に開放されました。運賃は一般200円、小児100円の前払い式。
現金およびキャッシュレス決済が使用可能で、交通系ICはもちろんQRコードの他クレジットカードのタッチ決済にも対応しています。
三井不動産グループの各施設と連携した割引サービスも予定しているとのことです。
バスは中型タイプのノンステップバスで座席は23席、立ち乗りを含めると最大58名が乗れる輸送量です。まずは約50分間隔の運行になります。
もちろん車椅子、ベビーカーも可
「東京ひとめぐりバス」の専用サイトも開設され、運行状況や現在のバスの位置などがリアルタイムで確認可能です。
前述の割引サービス等も随時、専用サイトで紹介していくそうです。
※画像はテスト運用時のものです
リアルタイム運行情報
※運行開始後まで使用できません
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山下信治 (編集長)
中央区民マガジン編集長。その割に中央区に住み始めて10年程度の新参者。BABYMETALとコリドラスが心の拠り所。東京都板橋区出身。