日本橋中学校は中央区内にある4つある中学校のうちのひとつ。

区民文教委員会での資料によると場所（東日本橋一丁目）は移動せず現在地に改築するとのこと。

約築50年となる校舎の老朽化に加え人口増によるクラス増への対応でしょう。周辺小学校もクラス増に四苦八苦している状況ですので改築は避けられない判断だと思います。21クラスまでの対応を想定しているそうです（現在16クラス）。

隣接する緑道っぽい部分が「千代田公園」という名称だったことにビックリ。何度も通っていますが全く知りませんでした。

校庭の大半が本来は千代田公園の敷地で、現在は大部分を間借りしている状態です。

今回の改築で校庭等は屋上に配置することで今まで以上の広さを確保しつつ、公園としての本来の機能を取り戻すとのことです。隅田川沿いのこの公園は魅力的ですね。

改築の工事期間は令和7-10年度の4年間で新校舎の使用開始は令和11年度の予定。工事期間中は浜町公園に仮設する校舎を使用します。

工事期間が令和7-10年度ということで、現在の小学1年～6年生は影響があります。特に3年4年生は3年間仮校舎で過ごすことになります。

中央区は通学エリア外の中学校にも通えますが、前年の10月頃までに申請が必要。来年度の新入生には時間がありませんので、早めに詳細のアナウンスが欲しいところです。

仮校舎は浜町公園内の清正公寺前の広場に建設される予定。ラジオ体操をやっている場所ですね。体育の授業や行事は浜町のグラウンドや総合スポーツセンターを使用するとのことです。

中央区隋一のスポーツ拠点である浜町グラウンドや総合スポーツセンターにも少なからず使用制限がかかると思います。

浜町公園といえば先日、大混雑だった「大江戸まつり盆踊り大会」の会場でもありますが、この点に関しては、中学校の建て替えに関わらず抜本的に改善する考えであることが別の議題で話題になっていました。

人口増に伴う公立学校の建設・改築等は他に現実的な選択肢がない、というのが正直なところでしょう。子供達への影響を最小限にしつつ、将来的に十分な教育環境が確保されるよう見守っていきたいと思います。