11/4 取材の合間に佃堀に寄り道したのですが、なんとカワセミがいるのを発見しました!中央区にはきっとカワセミが暮らせる環境は無いだろう、有るとしても浜離宮恩賜庭園ぐらいかな…と思っていたので感動です。
堀の脇で大きなカメラを構える人が
ひと目で気合いが入っていると分かる本気の望遠レンズで撮影している人がいたので声をかけてみました。
男性はお近くにお住まいの久保和洋さん。よくここに撮影に来るとのこと。
久保さんによると、今年の春頃に佃島ポンプ所(佃3丁目)の水辺でカワセミの巣を発見したらしく、そこで繁殖し、恐らくその子達が成長してここの佃堀にやって来ているのではないか、とのことでした。
編集部ユキイデはこの日は望遠レンズを持って来ておらず…。撮影を諦めていたら、久保さんから撮影したカワセミの写真を数枚提供していただけることに!
ありがとうございます!じっくりご覧ください!
以上、久保さん撮影のカワセミでした!凄い! 美しい!!!
見る角度、光の具合で羽根の色が変わるのがカワセミの特徴。エメラルドグリーンに見えたり鮮やかな青にも見えます。
カワセミにレンズを向ける久保さん
佃堀を泳ぐ小さな魚をめがけて一直線にダイブするカワセミ。この日も2度、器用にキャッチする姿を見ることができました。
久保さんによると、大きな魚を捕まえて飲み込めないと判断したら、数回地面や岩に叩きつけて骨を砕いて食べやすくするのだという。
佃堀にはカワセミと似た鳥の「イソヒヨドリ」も来るらしく、カワセミと縄張り争いをして追いかけ合うこともある、とのこと。
イソヒヨドリ(久保さん撮影)
カワセミよりクチバシが短く、白い羽毛がないのがわかります。
カワセミとイソヒヨドリの共演も見てみたいですね!その姿も撮影してみたい!
ユキイデ撮影のカワセミ
手持ちの撮影機材ではこれが限界。どこにいるか分かりますか(笑)?
写真を超拡大した図!
いましたね!茂みの中からこちらの動きを見ているようにも見えます。
久保さんは「あんなに綺麗で目立つのに、こうやって木の茂みに入るとちゃんと同化してわからなくなるから不思議だね。」と語りました。
佃小橋とカルガモ
佃堀といえばカルガモ。今年の5月頃にたくさんの雛鳥が産まれました。
中央区観光特派員ブログで「佃のうさこ」さんが貴重な写真を沢山撮影しています。
見に行く・撮影に行くときの注意
カワセミ、カルガモは大きな音や、近づいてくる人間に驚いてしまいます。見に行く際は大声を出したり驚かせないようにしてあげてくだい。皆さまコロナ禍で習得した「ディスタンス」を保って佃堀の鳥たち・自然をお楽しみください。
写真をご提供いただき色々教えていただいた久保さん、本当に有難うございました!久保さんのインスタグラムではもっとたくさんのカワセミの姿が見ることができます。下記にリンクを貼っておきますので、ぜひその美しい姿と腕前をご覧ください。
それにしても、望遠レンズを持っていなかったのがとても悔しい!カワセミは一年中見ることができる留鳥なので、何度もトライして美しい姿を撮りたいと思います。
↓ 2021年6月 日本橋人形町のウミネコ被害の記事 ↓