連日熱いドラマが繰り広げられているオリンピック。中央区ゆかりの選手2名を紹介します。女子100mハードルの寺田明日香選手と、男子パラアーチェリーW1の大山晃司選手です。
寺田明日香(てらだあすか)選手
寺田明日香選手は中央区在住の女子100mハードルの選手です。2021年6月には日本記録(12秒87)を叩き出しており、メディアにも大きく取り上げられています。
2013年に陸上競技を一度引退、2016年には7人制ラグビーに挑戦、2019年4月に陸上競技に復帰し、その経歴にも注目されています。
寺田明日香選手のもうひとつの注目ポイントはママアスリートであることです。2014年にお子さんを出産。コーチ、栄養士、トレーナー、家族らのサポートを受け、寺田明日香選手は「頼ること」を学び、「チーム明日香」としてみんなでオリンピックに臨んでいる様です。
↓ インスタグラムには「チーム明日香」皆さんの記念撮影写真が ↓
↓ Twitterでは中央区役所に掲げられた横断幕の写真 ↓
女子100mハードルの日程
7月31日(土) 10:45~ 予選1~5組
8月1日(日) 19:45~ 準決勝1~3組
8月2日(月) 11:50~ 決勝
大山晃司(おおやまこうじ)選手
大山晃司選手は月島警察署に勤務するパラアーチェリーの選手です。
大学3年生の時、体操部で練習中に首から床に落下。頸椎(けいつい)損傷の大けがを負います。そこからリハビリを重ね、けがをしてから3年半がたったころ、東京都障害者総合スポーツセンター(東京都北区)アーチェリーに出会ったそうです。もともとスポーツマンだった大山晃司選手は大けがをしても身体を動かすことに挑戦し、できることは何か?と探し続けた姿勢が、パラリンピック出場にも繋がりました。警視庁初のパラリンピック出場選手ということでも注目されています。
東京都の公式ページのインタービュー記事内で「お気に入りのスポット、おすすめの場所はありますか?」という質問に「もんじゃストリート」を挙げており、「この辺は橋が多く、仕事帰りに橋の上から川面に映るタワーマンションや屋形船、夜景や夕景がキレイで好きです。」と語っています。夕方に月島に行けばお会いできるかもしれませんね。
↓ 大山晃司選手の半生を取材した読売新聞の記事 ↓
↓ パラアーチェリーのルールがよくわかる動画(大山選手出演)↓
↓ 東京都オリンピック・パラリンピック準備局によるインタビュー記事 ↓
パラアーチェリー男子W1の日程
8月27日(金) 9:00〜 予選(ランキング)ラウンド
8月28日(土) 17:30〜 混合団体(MIX)1回戦〜決勝
8月30日(月) 17:30〜 個人戦〜決勝
両選手とも逆境を乗り越えて掴んだ初めてのオリンピック・パラリンピック出場。全力で応援したいと思います!
編集部ユキイデの息子が寺田明日香選手のお子さんと同い年ということもあり、何度か公園でお話したことがあります。ハキハキと喋り、会うと必ず挨拶をしてくれるとても可愛い女の子です。「お母さんかっこいいね!みんなで応援するよ!」と伝えると、嬉しそうで少し恥ずかしそうな様子でした。寺田選手や大山選手が活躍すれば中央区もきっと盛り上がるのはずです。地域の力で盛り上げていきましょう!
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