今回の発表でたびたび使用されているワードが「Tokyo Sky Corridor(東京スカイコリドー)」。コリドーとは「回廊」という意味。銀座のコリドー街をイメージする方も多いと思います。
再生方針案では「新しい都市の視点場」「新しいみどりのネットワーク」「地区間をつなぐ歩行者ネットワーク」など、具体的なイラストと写真イメージでまとめられています。全区間の整備完了目標は2030年から2040年代とのこと。
詳細は下記の東京都都市整備局のホームページに掲載されているPDF資料をご確認ください。
※画像はすべて都市整備局掲載の資料より引用
パリ、ニューヨーク、ソウルなどの海外の例が挙げられており、次世代のモビリティの写真も登場しています。そして渋谷にオープンして話題を呼んだ宮下公園も例に挙げられています。
中央区版MIYASHITA PARKではなく、ぜひともオリジナリティ溢れる整備に期待したいところです。
中央区はKK線だけでなく、築地川アメニティ整備構想があります。
※画像は中央区ホームページ掲載資料より引用
築地川アメニティ整備構想も実現されると銀座の街がほぼ完全にぐるりと緑の回廊で囲われることになります。具体的な完成時期はまだ発表されていませんが、完成するのはやはり2040年ごろでしょうか。2040年は日本橋の首都高地下化も完了しているはずです。日本橋兜町の再開発のように、歴史ある建造物の価値を大切にし、新しく安全安心な街の整備に期待したいです。意見の応募は3/17までです。ぜひ皆さま下記の公式ページから中央区民、中央区で働く人の意見を提出してみてください。