ケヅメリクガメのボンちゃんは1996年生まれの24歳。
お盆の時期にやってきたのでボンちゃんと名付けられたとのこと。
今日は黄色い帽子でお洒落をして出発。帽子や服はご近所の方が作ってくれるのだそうです。
子ども達に囲まれてお散歩スタート
ケヅメリクガメのボンちゃんは1996年生まれの24歳。
お盆の時期にやってきたのでボンちゃんと名付けられたとのこと。
今日は黄色い帽子でお洒落をして出発。帽子や服はご近所の方が作ってくれるのだそうです。
とても優しい性格のボンちゃん。子どもを乗せてお散歩します
ボンちゃんの体重はなんと約100キロ!
20キロぐらいまでの子どもなら乗せて歩くことができます。
あっという間に囲まれる人気者のボンちゃん
美味しそうなソースのにおいが漂い始めた夕方の西仲通り商店街。
ボンちゃんが通りに現れると…
「ボンちゃんだ!」「かわいい!」
子ども達が駆け寄り、大人たちは足をとめスマートフォンで撮影をします。
こうしてボンちゃんのまわりに笑顔がどんどん拡がっていきます。
ボンちゃんの飼い主は三谷葬儀社の三谷さん
三谷さんは集まってくる子ども達に「乗ってみるかい?」と話しかけます。
喜んで乗る子もいれば、恥ずかしがったり恐がったりする子も。
三谷さんは続けて優しい表情で子ども達に話しかけます。
「ボンちゃんの自慢は病気になったことが無いんだよ。」
子ども達はボンちゃんの甲羅を触ったり、不思議そうに歩く様子を観察します。
押し相撲をするボンちゃんと三谷さん
途中、ボンちゃんは違うお散歩コースがよかったのか、三谷さんと押し相撲をするシーンも。
「こうなったら根比べだね」と語る三谷さん。
いつも右足でボンちゃんの歩くコースを導き踏まれるため、草履から見える足の甲の皮膚が少し赤くなっているように見えました。
道行く人を笑顔にする不思議な力を持つボンちゃん
新型コロナウイルスが感染拡大し、中央区でも毎日感染者が出ています。
そんな不安を優しい気持ちで包み込むような三谷さんとボンちゃんの歩み。
今や月島になくてはならない心の安らぎではないでしょうか。
子ども達を優しく見守る三谷さん
ときどき野菜でエナジーチャージ
最後は子ども達がボンちゃんの背中を押して仲良くゴール
お家の三谷葬儀社に到着。ボンちゃんお疲れ様でした
ボンちゃんが生まれた1996年頃の中央区は、人口が7万3千人を切り、子ども達の姿がほとんどなかった頃ではないでしょうか。それが今や17万人を突破。月島エリアにも沢山の子ども達が増えました。ボンちゃんのお散歩に集まってくる子ども達を見ていると、ボンちゃんがこの街に呼び寄せたのでは!?という錯覚に陥ってしまいました。でもそれは錯覚でも妄想でもなく、ボンちゃんが平和にお散歩ができる環境や人情がある街、月島だから。そう感じました。
ボンちゃんのいる三谷葬儀社
住所:中央区月島3-7-7
電話:03-3531-1390
http://www.mitani-tsukishima.com/
地域企業・団体に協賛いただいてます