中央区民マガジン

東京都中央区を愛する区民のためのローカルWeb
    

新富のおしゃれすぎるビルが『バイオリンアート』という弦楽器工房だった

2019.10.24
文、撮影:ユキイデ
新富におしゃれすぎるビルを発見。入ってみたら『バイオリンアート』という弦楽器のギャラリー/工房でした。

中央区役所で諸用を済ませ歩いてると、新富1丁目にスタイリッシュでおしゃれなビルを発見。
入口には鍵がかかっており、何屋さんかまったく想像もつきません。

とりあえずピンポンを押して聞いてみようとすると、親切にも中に案内してくれました。
入ってびっくり。記者のような汗だくポロシャツ巨漢には明らかな場違い空間。なんとバイオリンをはじめとする弦楽器のギャラリー/工房でした。

「映え」や「おしゃれ」という言葉では陳腐。上品且つ洗練された格式高いラウンジのような雰囲気。

ほどなくして、髪の毛ボサボサ・汚れたエプロンと手袋をつけた「いかにも職人」なおじさんが現れました。心の中で「ジブリのキャラか!」と突っ込みましたが、初対面なので自制。
優しそうな表情の「いかにも職人」のお名前はミシマさん。
突然現れた中央区民マガジンの質問に対応してくれました。

ユキイデ:突然お邪魔してすいません。ここでバイオリンを買えるんですか?
ミシマさん:はい。弦楽器全般です。普段はご予約いただいております。
ユキイデ:そうでしたか!すいません!
ミシマさん:いえ。人手が少ないもので…。
ユキイデ:このフロア以外にも楽器が置かれてるのですか?
ミシマさん:ええ。この上は工房でして。修理や調整を行ってます。
ユキイデ:そうなんですか!?
ミシマさん:はい。輸入されてきた楽器は必ず調整を行ってから販売しております。

高級な楽器を扱うお店ゆえに、気難しかったらどうしよう…不安だったのだが、ミシマさんはとても気さくにお話をしてくれました。

ミシマさん:中央区や周辺に住む音楽家の方たちもよく来てくれるのですが、今はインターネットで調べてくれるんでしょうねぇ、遠方からわざわざ何時間もかけて来てくれるお客さんもいます。

「すべて自社在庫品を良いコンディションで販売する」がコンセプト。
色んな楽器の紹介をしてくれたのですが、記者にはその良さがピンと来ず。ですがとても楽器に対する愛を感じました。

ユキイデ:中央区民のみなさんに伝えたいことはありますか?
ミシマさん:おかげさまでとても忙しく人手が足りておりません。誰か来てほしいです。(笑)
ユキイデ:そうなんですね。では特別に求人募集しちゃって下さい。
ミシマさん:事務職、技術職を募集しております。音楽、楽器が好きでじっくりと向き合える方、長く続けられる方が来てほしいですね。

というわけで、バイオリンアートで働いてみたい!と思われた方は下記URLよりお問い合わせ下さい。

※現在は募集を行っておりません。

【バイオリンアート】詳細
http://www.violin-art.co.jp
東京都中央区新富1-12-4 シーラカンスビルディング
03-3537-2855
※お店に行く際は事前に電話などで予約することをおすすめします

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ユキイデ (編集部)

2006年から日本橋エリアに住み始める。 南大阪生まれの巨漢。デスメタルが大好き。 おばあちゃん子。

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