人口が増加中、出生率も高い中央区。子どもの数も急増中で、当然、区立の幼稚園・小学校・中学校に通う子どもたちも増えています。そんな中央区ですが、区立の学校はほとんどが標準服を採用しています。恐らく100年以上の歴史がある学校が多いことから、標準服制度を継続しているのだと思いますが、理由はさておき、前述したように中央区は標準服リユース事業として『りゆぽ～と』を開始しました。担当課は環境土木部環境課環境啓発係です。

環境の側面・リユース事業だとしても、安く購入できるので、成長期の子どもを育てる親御さんにとって朗報だと思います。編集部ユキイデの家にも成長著しい小学生がいますが、何度標準服を買い替えたことか…。兄弟がいる家庭の経済的負担はかなりのものだと思います。

『りゆぽ～と』は、いわゆるweb通販ではなく、リアルの譲渡会に足を運び、早い者勝ちというシステムです。ちなみに現金のみ対応。在庫の有無の確認ができますが、あくまで確認のみで予約はできません。買えたらラッキーぐらいの気持ちで譲渡会に臨みましょう。

『りゆぽ～と』は、今のところ中央区の全ての学校・幼稚園が対象ではありません。なぜかというと、『りゆぽ～と』が始まる前から、学校独自の活動(PTA活動など)で、すでにリユース・リサイクル会を実施していたりするためです。そのような学校は『りゆぽ～と』には加盟せず、独自の活動を継続しているようです。あるいは、そもそもリユース事業をやっていない・まだ加盟していない学校もあるかもしれません。ですので、あらかじめ自分の学校はどうなのだろう？と調べて知っておいたほうがベターです。

今年度から始まった『りゆぽ～と』、初の譲渡会は9月7日(土)に京華スクエア(八丁堀三丁目)で開催されます。晴海エリアからはちょっと遠いですね。願わくば各学校内、もしくは各エリアの区民館などで開催して欲しいところですが、始まったばかりなのでしばらくは仕方ないかもしれません。

ところで、在庫を確認してみたのですが、まだ認知不足なのか、それほど豊富ではない感じです。城東小学校にいたっては、上着が1着のみという寂しい状況です。(9月6日(金)16時時点)
9月7日(土)の次は、10月5日(土)に開催されるようです。今後の頻度は月1回程度でしょうか。

卒業してまだ捨てていない・捨てられない標準服がある方、母校の回収ボックスに寄付してみる、というのも良い選択ではないでしょうか。