現場に駆けつけると既に覆いがかけられた状態。取り壊し工事は明日から開始とのことです。
今年の2月に惜しまれながら閉店した1889年創業の桃乳舎の建物の取り壊し工事が始まりました。
地域のみならず多数のファンに愛された名店。トレードマークの桃のマークは保存されるようです。
現場に駆けつけると既に覆いがかけられた状態。取り壊し工事は明日から開始とのことです。
1889年創業の桃乳舎。建物は昭和8年築と言われています。
重厚感のある正面とは異なり建物の裏側はプレハブ的な作り。保存ができるような建築ではなかったですが、とにかく寂しいの一言。
閉店直後の外観
高齢の店主ご夫妻、とんでもないコスパのお料理、その歴史と地元民に限らず多くのファンがいました。休業時にはみんながご夫妻の体調を心配し、そのまま閉店になった際はお店にたくさんの感謝の張り紙が。
【ありがとう】
— 中央区民マガジン (@chuo9_magazine) March 10, 2023
閉店してしまった桃乳舎さんの扉に「ありがとう」を伝えるメッセージが。
想いは永遠です。 https://t.co/R0tgin8qIp pic.twitter.com/MWLG4rvY8R
覆いがあるとはいえ、今日中は建物自体はあります。特別な思い出のある方は足を向けてはいかがでしょう。
解体工事の作業員に聞いたところ、トレードマークの桃と窓飾りは取り外して保存するとのことです。
桃と窓飾りは残るようです。
尚、隣のビルも解体の掲示が貼られており、桃乳舎の区画と合わせて再建築が行われるとのことです。