中央区民マガジン

東京都中央区を愛する区民のためのローカルWeb
    

【朗報】東京駅と日本橋駅がついに地下通路で接続?2028年予定。

2023.09.19
中央区民マガジン 編集部

東京都は9月15日に「八重洲一丁目北地区」(呉服橋交差点の北東側)の開発事業を認可しました。
この開発で日本橋駅と東京駅がついに地下通路で接続。大手町・日比谷・東銀座まで広がる巨大地下道網に仲間入りします。再開発は2024年にスタートし、東京駅〜日本橋駅の地下通路は早ければ 2028年にも開通する見込みです。

認可された「八重洲一丁目北地区」は呉服橋交差点の東北側の約9,260平米のエリア。
日本橋川沿いまで含まれます。

再開発は2街区に分かれ日本橋側沿いの北街区には隣接エリアと連携した水辺空間が、永代通り沿いの南街区には地上45階の複合高層ビルが建築されます。

尚、2021年に閉鎖された首都高呉服橋出口の跡地は再開発エリアには含まれません。首都高速道路株式会社によると首都高地下化が終わる2040年まではヤード(資材置き場)等に使用し、その後の用途はまだ未定とのことでした。

北街区の完成イメージ

南街区は地上45階の複合高層ビルが建築され、その一環として地下も整備され、永代通り沿いの地下通路が東西に繋がります。

近隣プロジェクトの進捗にもよりますが2028年には東京駅〜日本橋駅間の地下通路が開通する見込みとのことです。

南街区の完成イメージ

この開通で東京駅を中心に大手町・日比谷・東銀座まで広がる日本一の巨大地下道網に、日本橋駅から茅場町駅間の地下通路も仲間入りします。
荒天も酷暑も信号待ちも関係ない経路が誕生することで、お買い物に出勤に散歩にと更に便利に。計画通りの完成が期待されます。

この記事の執筆中に東京駅前の再開発現場での痛ましい事故の報がありました。区内各所で再開発による大規模工事が行われていますが、ただひたすらに安全第一でお願いいたします。