値上げの対象は大人(12歳以上)で入浴料金が520円(現行500円)に引き上げられます。中人200円(6歳以上~12歳未満)、小人100円(6歳未満)は据え置きです。
東京都は原油価格の高騰等の影響で銭湯の料金を7月1日から520円に値上げすることを発表しました。中央区内では8箇所の銭湯が対象です。
値上げの対象は大人(12歳以上)で入浴料金が520円(現行500円)に引き上げられます。中人200円(6歳以上~12歳未満)、小人100円(6歳未満)は据え置きです。
銭湯(公衆浴場組合加盟)の価格は、都知事から諮問された公衆浴場対策協議会が社会経済情勢等を勘案して統制額(最高限度額)を報告する仕組になっています。
昨今の物価高、特に燃料費の高騰が大きく昨年7月15日(480円→500円)から1年で、20円の再値上となりました。
中央区内では8銭湯が対象になります。
約1割引きとなる都内共通入浴券(10回券:来年6月末期限)も既に4,500円から4,700円に価格が改訂されています。
尚、毎月第二、第四水曜日に開催されている「コミュニティふれあい銭湯」(区内在住、在勤の場合1人100円(小学生以下無料))の価格変更はありません。
中央区は区内の各銭湯に対して月14万円の補助や大規模改修などの助成などを行っていますが、銭湯の廃業は続いています。
自宅の浴室保有率は充足していますが、区民の健康増進と憩いの場、災害時の公衆衛生を保つ役割の重要性は変わりません。
江戸時代からの湯屋の伝統を残す中央区の銭湯。
いつまでも気軽に入れる銭湯であってほしいものです。